2024年08月09日
最後の日本本土空襲
みなさんは、知っていましたか?
終戦日に空襲を受けた街があることを。
それも群馬県でした。
昭和20(1945)年8月14日深夜から15日未明にかけ、米軍機(B29)84機が伊勢崎市に飛来しました。
焼夷弾(しょういだん)614トン、爆弾27発を投下。
死者は計40人に上り、市街地が広範囲に焼失しました。
終戦が、あと1日早ければ失われずに済んだ命でした。
この悲惨な戦争を忘れることなく、後世に伝えようと、地元・伊勢崎市では昨年から紙芝居と絵本による平和祈念講演を開催しています。
伊勢崎空襲の犠牲者が作成した紙芝居 『星になった母』、伊勢崎空襲の記憶 『わたしたちが駆け抜けた青春』 ほかを上演します。
僕と一緒に伊勢崎で街頭紙芝居の活動を行っている紙芝居師の石原之壽(いしはらのことぶき)さんも、広島原爆者の体験を基に作成した紙芝居 『英ちゃんと原爆』 を上演します。
ぜひ、この機会に身近で起きた戦争について、見聞きして知ってほしいと思います。
二度と過ちをくり返さないために……
令和6年度 伊勢崎市平和祈念講演会
紙芝居と絵本で伝える伊勢崎空襲と平和 Ⅱ
日時 2024年8月18日(日) 10:00~12:00 (開場9:30)
会場 伊勢崎市役所 東館5階第1会議室
定員 100名
入場 無料
問合 090-8647-9430 (佐藤)
●第1部 太平洋戦全国戦災都市空爆写真概説
●第2部 紙芝居 『星になった母』 伊勢崎空襲犠牲者
紙芝居 『英ちゃんと原爆』 広島被爆体験者
●第3部 読み語り 『世界で最後の花』
●第4部 伊勢崎空襲の記憶 『わたしたちが駆け抜けた青春』
<同時開催> 全国空襲被災都市及び戦時中の生活写真展
期間 2024年8月13日(火)~8月16日(金)
時間 9:30~16:30
会場 伊勢崎市役所 東館1階市民ホール
Posted by 小暮 淳 at 11:13│Comments(2)
│ライブ・イベント
この記事へのコメント
恥ずかしい話しですが、僕は最近まで
日本の空襲は大都市だけかと思ってました。ところが、実は日本全国ほとんどの都市に爆弾が落とされて、多くの命が奪われたことを知りました。伊勢崎もそのひとつなんですね。
日本の空襲は大都市だけかと思ってました。ところが、実は日本全国ほとんどの都市に爆弾が落とされて、多くの命が奪われたことを知りました。伊勢崎もそのひとつなんですね。
Posted by まいちゃ at 2024年08月10日 19:48
まいちゃさんへ
お時間があったら、ぜひ講演会にお越しください。
伊勢崎市で終戦日に、何が起こっていたのか?
知るべき事実です。
お時間があったら、ぜひ講演会にお越しください。
伊勢崎市で終戦日に、何が起こっていたのか?
知るべき事実です。
Posted by 小暮 淳
at 2024年08月10日 23:58
