2019年11月23日
今年も暮れ展
「暮れ展一番乗りの淳ちゃんが来ないので、どうしたのか気になっていました」
なんていうメールをいただいてしまいました。
“暮れ展” とは、『でくの房 暮れ展』 のこと。
“でくの房” とは、木彫作家で木版画家で絵本作家の野村たかあきさんのアトリエです。
年に1回、暮れになるとアトリエをギャラリーとして公開して、作品の展示・販売をしています。
これが “暮れ展” です。
毎年、この展示会の便りが届くと、「ああ、いよいよ今年も押し迫ってきたなぁ~」 と年の瀬を感じます。
そして長年、僕は会期の初日の開館と同時に入り、一番乗りを果たしてきました。
ところが!
残念なことに今年は、その初日が、僕が代表理事を務めるNPO法人 「湯治乃邑(くに)」 主催のイベントと重なってしまいました。
その後も、何かと野暮用が重なりまして、そうこうしているうちに業を煮やした野村さんからメールをいただいてしまったという次第です。
ということで、さっそく詫びを入れに行ってきました。
野村さんは、前橋市在住の作家です。
御歳、70歳!(見えませんって)
「淳ちゃん、俺もついに古希になっちゃったよ」
と笑う野村さんは、30数年前に出会ったあの頃と、少しも変わりません。
まだ野村さんは30代、僕にいたっては20代でした。
その後、飛ぶ鳥を落とす勢いで、絵本の世界では講談社絵本新人賞や絵本にっぽん賞などを次々と受賞されました。
現在までに世に出した絵本の数は、優に70冊を超えています。
今回、会場には、うち約30冊の絵本が、展示・販売されていました。
そして、毎年お楽しみなのが、翌年のカレンダーの原画展示と即売です。
「鬼の木版画ごよみ2020年」(1,000円)
もちろん、毎年購入していますが、今年は最新作の古典落語を絵本にしたシリーズの第4作 『そこつ長屋』 も購入してきました。
お時間のある方は、ぜひ、お立ち寄りください。
「でくの房 暮れ展」
●期間 令和元年11月17日(日)~12月1日(日)
午前11時~午後5時
●場所 でくの房
群馬県前橋市朝日町4-1-18 TEL.027-243-7061
Posted by 小暮 淳 at 12:13│Comments(0)
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