2011年01月17日
新連載が始まります。
四万温泉から帰った晩。
湯あたり、湯疲れでダルダルになった体を引きずって、気力のみで歩いて、指定された街中の飲み屋へ出かけました。
約束の時間より、少し早かったため、カウンターに座り、とりあえず生ビールをいただました。
不思議なものです。
前の晩、浴びるほど飲んで、少々宿酔気味で、湯あたりするほど温泉に入って、はいずる思いで店にたどり着いたというのに、どうでょう!このビールのうまさは!
まるで砂漠に流し込んだように、グビグビと入っていきます。
2杯いただいて、落ち着いたところで、芋焼酎のお湯割りへ変更した頃、待ち人が登場です。
初めてお会いする人ですが、一緒に飲み出せば、すぐに10年来の友人のようなもの。
初対面なのに打ち合わせ場所を、飲み屋に指定してくるところなんぞ、僕のことを完全リサーチしていますな。
(酔わせて、快諾させようという魂胆のようです)
ということで、ものの30分も経たないうちに、彼とは打ち解けてしまいました。
彼は、朝日新聞社の記者です。
話の内容は、連載の依頼。
もちろん、温泉ネタです。
ただ僕は、“現場へ行かなければ書かない”こと と “自分では写真を撮らない” ことを条件に出しました。
すると、彼は、「分かりました。僕が小暮さんと同行して、送り迎えとカメラマンをやります」と、まー、嬉しいことを言うではありませんか。
だったら、なーんも問題はありません。
ということで、連載をお受けしたのですが……
「それが……、来月からスタートしたいんですけど?」
「ええー、来月だ!? 無理無理、時間ないよ」
「そこを、なんとか……」
(仕方ない、あまり駄々をこねると、せっかくの連載話が流れてしまうかもしれない。ここは、素直に受けることにしよう)
「ありがとうございます。で、隔週の連載になります」
なにーーーー! 隔週だ!? 月2回の連載かい?
おいおい、勘弁してくれよ。連載となれば、月イチだってキツイんだよ。それを月2回だなんて……
う~ん、と僕がうなっていると、目の前に、キーンと冷えた冷酒グラスが置かれ、
「いい話じゃない、お書きなさいよ」と、ママが一升瓶を抱えて、トクトクッ、トクトクッと注いでくれたのでした。
きーっ、こりぁ、うまいや!
「じゃあ、OKということで」と彼。
「そうだね、やりましょうか」と僕。
またしても女と酒の誘惑に負けてしまったのであります。
と、いうことで、来月2月8日(予定)より、朝日新聞紙上にて、小暮淳の新連載がスタートすることになりました。
ご期待ください!
Posted by 小暮 淳 at 23:06│Comments(2)
│執筆余談
この記事へのコメント
小暮様
(;^_^A γGDP 高くないですか?
と 言うより脱水が心配
旅の手○の記者の人と 話す機会が有りまして
酒の飲み過ぎで ドクターストップが出てます。
と 聞き
( ̄▽ ̄〃) お酒は仕事の潤滑油なんだなぁ〜と認識しました
(;^_^A γGDP 高くないですか?
と 言うより脱水が心配
旅の手○の記者の人と 話す機会が有りまして
酒の飲み過ぎで ドクターストップが出てます。
と 聞き
( ̄▽ ̄〃) お酒は仕事の潤滑油なんだなぁ〜と認識しました
Posted by momotaka at 2011年01月18日 12:57
momotakaさんへ
こう見えて、僕は臆病者なんですよ。
だから主治医がいまして、2週に1回は医者へ通っています。
検診もこまめに受けているのですが、これが不思議と、血圧が少し高いだけで、何も引っかかったことがないんですね。
人一倍、肝臓が強いようです(笑)←医者の談
こう見えて、僕は臆病者なんですよ。
だから主治医がいまして、2週に1回は医者へ通っています。
検診もこまめに受けているのですが、これが不思議と、血圧が少し高いだけで、何も引っかかったことがないんですね。
人一倍、肝臓が強いようです(笑)←医者の談
Posted by 小暮 淳 at 2011年01月18日 16:04