2023年01月06日
ただ今、八合目!
山登りをする人なら分かると思いますが、登頂した瞬間よりも、下山後に振り返り、たった今登ってきた山の全景を仰ぎ見た時のほうが、感慨は無量になります。
登頂は行程の途中であり、下山後にこそ制覇の喜びを味わえるものだからです。
以前から僕は、 “本の出版は登山に似ている” と言い続けています。
また新たな出版という、長い長い山登りが始まりました。
取材をして、文章を書き、原稿にする。
ここまでが登山でいえば、山頂を目指す上りです。
原稿が出そろった時点が、登頂といえます。
現在、僕は八合目付近にいます。
もう、ひと息で原稿がそろい、山頂に立てるところまで来ています。
でも登山は上りよりも、下りのほうが慎重になります。
危険も伴いますから、ここからはチームプレーとなります。
足元を確かめながら、声を掛け合い、ルートを間違えないように、細心の注意を図ります。
ということで昨日、第1回目の出版会議が開かれました。
いわば、登頂前に下山ルートの確認を始めたことになります。
何ページになるのか?
本文は何章に分けるのか?
どのようなページ割になるのか?
グラビアは付けるのか?
まだ今の段階では、そこまでです。
すべての原稿がそろった時点で、タイトルや装丁、帯コピーの制作に入ります。
早くも活気が沸いてきました。
ワクワク、ドキドキする新年のスタートです。
春かな? 夏かな?
順調に進めば、そんなに待たずに、読者のみなさんのもとへ届けられると思います。
がんばります!
Posted by 小暮 淳 at 12:06│Comments(0)
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