2014年02月23日
温泉風スーパー銭湯
このところ毎週のように、日帰り温泉に行ってます。
なーんて書くと、「えっ、小暮さんも日帰り温泉に行くんですか?」 と驚かれる読者もいるかもしれませんね。
以前、このブログに書きましたけど、取材では決して行きません。
※(2013年3月9日の 「手打ちラーメンとカップラーメン」 参照)
いえね、現在、年老いた両親の面倒を看るために、実家に泊まり込んで生活をしているんですよ。
足の不自由なオフクロと、頭の不自由なオヤジ。
2人っきりにしたら、餓死してしまいますもの。
僕とアニキで、交互に “おさんどん” の世話をしているわけです。
で、オヤジとオフクロはデイサービスで風呂に入っているので、家では風呂に入りません。
だから僕1人のために風呂を沸かすのももったいないということで、時々、実家の近くにある日帰り入浴施設に行くわけです。
早い話、銭湯代わりです。
でもね、温泉ライターをやっているから言うんじゃありませんけど、あれって、やっぱ、温泉じゃなくて、銭湯ですね。
水道水や井戸水の代わりに、温泉水を利用しているだけで、「温泉」 の雰囲気も風情もありません。
だって、温泉って、「温泉水」 だけ入っていれば、「温泉」 というのもじゃないでしょう!
「温泉情緒」 や 「自然環境」 が伴ってこそ、「温泉」 だと思うんです。
だから平野部や都市部にある大型日帰り温泉施設は、“温泉風スーパー銭湯” と呼称を変えるべきです。
「手打ち風」「関西風」 と同様、“似て非なるもの” なのですから。
でも最近は、銭湯もめっきり見かけなくなったし、あったとしても夕方からだったりしますものね。
今日も温泉風スーパー銭湯のおかげで、雪かきと老人介護で疲弊した体の汗とアカを、きれいサッパリと洗い流すことができました。
Posted by 小暮 淳 at 20:22│Comments(0)
│温泉雑話