2024年11月29日
9→7大温泉地へ、なぜ?
群馬県は2028年の 「温泉文化」 のユネスコ無形文化遺産登録に向け、来年1月6日~2月4日、7大温泉地をめぐってもらう企画 『ぐんま温泉街道』 を展開します。
報道によれば、こんな内容です。
●期間中、県内温泉各地で有料のプレミアムイベントが開かれる。
●県内100カ所程度の温泉旅館や入浴施設を1回ずつ楽しめるデジタルチケットを販売する。
●チケット購入者が自由に乗り降りできる専用バス 「湯めぐりバス」 を万座温泉と老神温泉間で特別運行する。
と、まあ、こんな内容です。
詳細は、特別サイトでお調べください。
では、“7大温泉地” とは?
発表によれば、草津、伊香保、水上、四万、磯部、老神、万座でした。
えっ、いつから7大温泉地になったんですか?
というのも、以前は確か、群馬県の主要温泉地は9カ所だったはず。
そう、あと2つは、どこへ行ってしまったの?
みなさんは、知っていますか?
あと2つとは、やぶ塚温泉 (太田市) と川原湯温泉 (長野原町) です。
さみしい限りですが、落選は仕方ないのかもしれません。
やぶ塚は、コロナ以降、大型旅館の廃業がありました。
川原湯は、ダム建設による移転により、旅館の数が減少してしまいました。
もはや、両温泉地とも 「大」 とは呼べません。
ユネスコ遺産登録に向けて、群馬県の温泉地が活気を得て、にぎわうことは大変よろこばしいのですが、温泉ファンとしては複雑な思いです。
陽の当たる温泉地と、陰になる温泉地……
明暗が分かれてしまうことに、一抹の不安を抱いています。
Posted by 小暮 淳 at 10:47│Comments(2)
│温泉雑話
この記事へのコメント
藪塚温泉ホテルふせじまは、我が家から一番近い温泉でした。眺めの良い展望風呂が仕事の疲れを癒してくれました。とても残念です。
Posted by まいちゃ at 2024年11月30日 07:41
まいちゃさんへ
ですね。
関東平野を望む露天風呂の眺望は、絶景でした。
特に日没前の夕景は、息をのむほどに美しかった!
復活すると、いいですね。
ですね。
関東平野を望む露天風呂の眺望は、絶景でした。
特に日没前の夕景は、息をのむほどに美しかった!
復活すると、いいですね。
Posted by 小暮 淳 at 2024年11月30日 12:38