2014年03月31日
湯の魅力 再発見
<温泉で群馬の良さ再認識>
これは昨日の新聞で見つけた、読者ページに掲載されていた記事のタイトルです。
投稿者は、前橋市の40代女性。
海外に暮らす友人が、久しぶりに日本に帰って来ることになり、温泉旅行を計画したときの話です。
ところが、その友人を迎えた日が、例の大雪の日だったといいます。
それでも、<私たちの場合、この日を逃がしたら次がありません。>
と中止せずに根気よく探して、駅まで送迎してくれる<理想の宿泊先>を見つけました。
そして出かけたのは、みなかみ町の湯宿温泉でした。
<料金は手ごろなのに源泉かけ流し>
<露天風呂は無料で貸し切り>
だったといいます。
湯宿温泉には6軒の宿がありますが、この条件を満たしている宿は1軒しかありません。
「T館」 に泊まられたようです。
僕も何度か取材でお世話になったことがありますが、女将さんも若女将さんも気さくな方で、ずいぶんと親切にしていただきました。
投稿者も、<宿の人たちの心配りも最高でした。>と大変満足したようです。
そして最後に、こんなふうに文章を締めくくっていました。
<温泉もだいぶ行きつくした感はあったのですが、まだまだ身近な所に思わぬわくわくがあり、忘れかけていた群馬の良さを再認識する旅ともなりました。>
奇しくも来月出版される僕の新刊本の帯コピーが、『湯の魅力 再発見』 なんです。
群馬に住んでいて、群馬の温泉を知っているつもりでも、実は知らない “わくわく” が、まだまだたくさんあるっていうことです。
だって、こんなにも群馬の温泉を取材し続けている僕でさえ、訪ねるたびに新しい発見の連続なのですから……。
Posted by 小暮 淳 at 22:18│Comments(0)
│温泉雑話