2017年01月20日
いよいよシリーズ第9弾!
今日は、久しぶりのオフ日です。
ゆっくりと目覚め、誰もいないリビングで、のんびりと朝食を摂り、コーヒーを飲みながら新聞に目を通していました。
おっ、おおおーーーっ!
突然、視界に飛び込んできた見覚えある表紙の数々!
そうです。僕の著書であります。
今日の上毛新聞8面に、全5段のカラー広告が載っています。
<あなただけの温泉が見つかる。>
と題した大きな見出しとともに、上毛新聞社から出版した「群馬の温泉シリーズ」 がすべて紹介されています。
昨年出版した最新刊の 『西上州の薬湯』 をメインに、『群馬の小さな温泉』 『あなたにも教えたい四万温泉』 『みなかみ18湯〔上〕』 『みなかみ18湯〔下〕』 『新ぐんまの源泉一軒宿』 『尾瀬の里湯』 まで計7冊が、ずらりとラインナップ。
「あれ? シリーズは計8冊じゃないの?」
って気づかれた方は、かなりコアな読者ですね。
そーなんです。僕の温泉シリーズは現在8冊あります。
では、なぜ?
何が紹介されていないの?
はい、お答えします。
2009年に出版されたシリーズ第1弾の 『ぐんまの源泉一軒宿』 です。
こちらは絶版となりました。
おかげさまで初版は、発売1ヶ月で売り切れ、すぐに増刷となりました。
その後、4刷の重版を繰り返しましたが、事情により2014年に絶版となりました。
理由は、2つ。
出版以降に市町村の合併があり、温泉宿の住所表記が変わってしまったため。
そして、廃業・休業に追い込まれた宿が、5軒も確認されたためです。
それらの理由を考慮して、すべての宿を再取材し、ふたたび世に送り出したのが2014年に出版した 『新ぐんまの源泉一軒宿』 なのであります。
ところが!
再取材から3年経った現在、新たに4軒の温泉旅館が廃業もしくは休業してしまっています。
このままでは、僕はまた 『新・新ぐんまの源泉一軒宿』 を書くことになりかねません。
ストップ! 消えゆく温泉!!
ということで、自分の著書を紹介する広告を眺めながら、あれやこれやと感慨を深めていたのであります。
そして現在、執筆中であるシリーズ第9弾のことも、あれこれと……
取材件数も、残り10軒を切りました。
登山でいえば、なんとか8合目あたりまで登ってきました。
もう少しの辛抱です。
桜が散って、新緑が芽吹く頃には、書店に並べられるようにと、今、必死になって書いております。
読者のみなさま、どうか首を長~くして、お待ちくださいませ。
Posted by 小暮 淳 at 14:56│Comments(2)
│著書関連
この記事へのコメント
シリーズ第9弾は、湯舟に入ったことがある温泉宿がいっぱい出てくるような気がします。首を長~くして待っています(笑)
Posted by ヒロ坊 at 2017年01月20日 17:28
ヒロ坊さんへ
第9弾は、シリーズ中もっとも苦戦しています。
難攻不落の名湯ですからね。
でも、頂上は見えてきました。
一気に、駆け登りますぞ!
第9弾は、シリーズ中もっとも苦戦しています。
難攻不落の名湯ですからね。
でも、頂上は見えてきました。
一気に、駆け登りますぞ!
Posted by 小暮 淳 at 2017年01月21日 11:37