2015年07月28日
片品温泉 「尾瀬岩鞍リゾートホテル」②
みなさんは、“念力” を信じますか?
僕は、信じます。
今日は7月の第4火曜日。
ということは、月に1度の 「温泉講座」 の日であります。
片品温泉へ行って来ました。
今日の天気は、“曇り、時々雨” の予報。
「雨具を必ず持ってお出かけください」 といいます。
案の定、朝、家を出たときは曇り空でしたが、前橋駅前でバスを待っている間に雨になりました。
関越自動車道に乗って北に向かっても、降ったり止んだりを繰り返しています。
「先生、雨だったらどうするんですか? リフトは中止ですか?」
バスの中で、不安がる受講生に対して、僕は、
「大丈夫ですよ。絶対に晴れますから! いや、晴れてみせます!」
と、キッパリ宣言をしたのであります。
なんの根拠もありませんが、僕は無類の “晴れ男” だし、何よりもみんなに “あの絶景” を見せてあげたいのです。
そう、今日行った片品温泉の 「尾瀬岩鞍リゾートホテル」は、 冬はスキー場ですが、この時季、日本最大級といわれる 「ゆり園」 が広がります。
その数、50万株、300万輪!
その花園をリフトに乗って、眼下に眺めながら標高1,300メートルの高原を空中散歩しようというのが、今回の最大の楽しみなのです。
ところが・・・
ホテルに着くと、またもや雨が降り出しました。
「先生、絶対晴れるって言ったじゃないですか?」
「大丈夫、今、念力を送っているから絶対に晴れますって!」
結局、一同は、傘をさしながらリフトに乗るハメに・・・
でも奇跡は、ここから起きたのであります。
リフトが山頂駅に近づくにつれ、雨は次第に小降りになり、な、な、なんと!着いた時には止んでいたのです。
それだけではありません。
やがて日が差して、「ゆり園」 の中を散策しながら下山する頃には完全な晴天となり、みんながみんな、さっきまで差していた雨傘を、日傘代わりにするほどの暑さに一転してしまいました。
「もう、ノドがからからです」
「早く生ビールを頼みましょう」
結局、いつものパターンで宴会が始まりました。
めでたし、めでたし。
花を愛で、湯を浴み、酒に酔う。
なんて、楽しい講座なのでしょうか!
Posted by 小暮 淳 at 22:45│Comments(0)
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