2022年07月13日
だからライブは止められない
「『ナニコレ珍百景』 を観ました。浦島太郎の話を楽しみに来ました」
「安住アナのラジオを聴き、絶対に来ようと決めていました」
講演終了後、著書にサインを求められました。
そして、声をかけてくださいました。
昨日、小雨がパラつく中、高崎市民を対象とした講演会が市内の公民館で開催されました。
僕は講師として招かれ、約2時間の講話を行いました。
演題は 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の裏舞台』
今回は、ちょっとした異変がありました。
平日の昼間開催の講演会の場合、聴講者のほとんどは、時間が自由になる高齢者です。
ところが昨日は、数名ですが、若い人の顔がありました。
若い、といっても30~40代とおぼしき人たちです。
そして彼ら彼女らは、講演終了後、すぐには退場せず、会場に残り、僕との会話の機会をうかがっていました。
実は、この時間が僕にとって、至福の時なのであります。
ひと言で言えば、“読者と触れ合える時間” だからです。
「ツイッター、フォローしています」
「『ちいきしんぶん』 の記事、読んでます」
どこかで、誰かが、僕の文章を読んでくださっていることは知っていても、どんな人かは分かりません。
でも、講演という “ライブ” は、直接、著者と読者が顔を合わせ、話ができる唯一の場なのです。
(ミュージシャンがライブを大切にする気持ち、よーく分かります)
30代の女性は、
「いつか絶対、講演を聴きに来ようと思っていました。今日の開催を知って、平日でも 『この日なら行ける』 って楽しみにしていたんです」
そんな言葉を聞いたら、ライブ活動を止めるわけにはいきませんって!
次は、あなたの町へ行きます。
お会いできる日を楽しみにしています。
Posted by 小暮 淳 at 09:56│Comments(0)
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