2024年09月26日
なぜ、山奥に貴重な 「ワラ1」 が保存されているのか?
一冊の本が届きました。
封筒に貼られた 「ご依頼主」 の欄には、「イカロス出版」 と記載されています。
イカロス出版?
聞いたことがあるような……
でも、すぐには思い出せませんでした。
鉄道 「謎」 巡礼
笹田昌宏 著
ああ、あーーーッ!
彼です、彼です!
読者の皆さんは、覚えていますか?
副業で医者をやっているという、一風変わった作家さんです。
(2024年4月2日 「本業からの贈り物」 参照)
彼とは今年3月、群馬県中之条町の意見交換会でお会いしました。
僕は中之条町観光大使、彼は中之条町ふるさとアドバイザーとして参加していました。
その晩は、四万温泉に一泊し、酒を呑み、語り合い、意気投合したのでした。
「新刊が出たら送ります」
そう言われて、翌朝に別れました。
彼は鉄道作家なんですね。
大阪府生まれ、東京在住の彼が、中之条町と関わったのも鉄道が縁でした。
その縁について書かれたのが、今回の新刊 『鉄道 「謎」 巡礼』 なのです。
<鉄道には、数多くの「謎」が潜んでいる。乗り降りできない駅から、存在しないはずの展示車両まで、そのジャンルは幅広い。それらの謎には、なぜそうなったのか、必ず理由が隠されており、それらを巡礼してゆくと、予想外のエピソードに行き着いたり、納得の経緯にたどり着いたりする。> (「まえがき」より)
この本には北海道から沖縄まで、全国の鉄道の 「なぜ?」 が37テーマ収録されています。
その中に、群馬県の 「なぜ?」 があります。
この謎こそが、彼が中之条町のふるさとアドバイザーに委嘱された理由なのであります。
【なぜ、山奥に貴重な 「ワラ1」 が保存されているのか?】
と題された群馬の謎が、第一章に登場します。
「ワラ1」 とは、何なのか?
鉄道ファンでなくともタイトルを見ているだけで、その謎に引き込まれてしまいます。
興味がある方は、ぜひ、お求めください!
Posted by 小暮 淳 at 11:59│Comments(0)
│読書一昧