2024年09月21日
神の話をしよう
「散々、大谷翔平の話はしたからね。もう、しないよ」
新しい客がカウンターに座るたび、僕とママと常連客は、そう告げるのですが、それでもまた店内は大谷翔平話で、ひとしきり盛り上がるのでした。
いゃ~、マイッタ!
50‐50 (50本塁打、50盗塁) という史上初の快挙を達成しながら、さらに、その上を成し得る人知を超えた男。
期待と予想と想像を、見事に裏切ってきます。
昨日は年に一度の検診日。
朝食をとらずに、病院へ行く準備をしていました。
その時です。
テレビから50‐50達成のニュースが!
しかも同日にホームラン2本と盗塁2つだなんて!
ビックリ仰天するも、勇気凛々となり意気揚々と病院へ向かいました。
もちろん受付の看護師さんとも、会うなり大谷翔平話です。
「小暮さん、いい日に来ましたね」
「だよね、俺って持っているかも」
なんて、大谷翔平の偉業は、みんなを元気に明るくしてくれるのです。
検診終了後、駐車場の車の中で思いました。
「そうだ、今日はお祝いだ!」
と、行きつけの飲み屋のママに、すぐさまメールを送りました。
<大谷50‐50達成! パソコン復旧記念だーい!>
と、夕方から店に行くことを告げました。
すると……
<もっとスゴいぜ! 51‐51で自記録すぐ更新したんだよ>
という返信が。
えっ?
一瞬、何のことか分かりません。
51だ?
確かに家を出るときには、すでに盗塁は51でしたが……
えっ、もしかして、あの後もホームランを打ったの!?
1試合に3ホームランってか~!!!!
そして、冒頭の会話になったのであります。
6打数、6安打、3本塁打、10打点、2盗塁……
いったい誰が想像できたでしょうか?
「彼は、もはや人間ではない」
とは、アメリカの実況アナウンサーの言葉。
まさに人知を超えた “神” の成せる業であります。
たぶん、昨晩は日本中の飲み屋で、繰り返し繰り返し “神” の話がされたことでしょうね。
いえいえ、世界中かもしれません。
Posted by 小暮 淳 at 12:21│Comments(0)
│酔眼日記