2015年03月25日
上諏訪温泉 「双泉の宿 朱白」
NHK文化センター主催による 「名湯・秘湯めぐり講座」 の平成26年最終講座が昨日開催され、無事に終了しました。
この講座は、平成21年度から僕が講師を務めている野外温泉講座です。
毎月第4火曜日に、前橋駅と高崎駅からバスが出発し、僕が同乗します。
道中、温泉の話しをしたり、温泉街を散策したりしながら、ゆっくり温泉に入って、食事をする楽しい講座です。
本年度最後の温泉は、長野県の上諏訪温泉へ行ってきました。
上諏訪温泉といえば、信州が誇る天下の名湯。
約7,000年前、縄文時代にはすでに温泉の利用がされていたといい、室町時代には諏訪大社に参拝する武将や武士、甲州街道を行く商人たちでにぎわっていた古湯です。
僕がここを訪れるのは、約20年ぶり。
雑誌の取材で、諏訪湖畔に点在する美術館をめぐった記憶があります。
それと、名物の “間欠泉”。
確か、高さ約50メートルまで自噴する世界2位の高さを誇っていたと記憶します。
が、今回、久しぶりに訪ねてビックリ!(がっかり)。
なんでも10年ほど前に、自噴が止まってしまったとのこと。
現在は、観光用にコンプレッサーで圧縮空気を送り、時間を決めて噴出しているとのことでした。
その高さ、5メートル!!!
でもね、受講生たちは拍手を送って喜んでいましたよ。
めでたし、めだたし(講師として、ホッ)。
温泉と料理をいただいたのは、湖畔にたたずむ 『朱白(すはく)』。
別名、「双泉の宿」。
そう、読んで字のごとく、2つの源泉を所有する宿であります。
「朱の泉」 は、鉄分を含む茶褐色の炭酸水素塩温泉。
「白の泉」 は、無色透明な弱アルカリ性の単純温泉。
これを交互に入りながら、諏訪湖を一望する絶景を楽しみました。
そして湯上がりは、受講生たちと乾杯!
1年間、お世話になりました。
そして、ありがとうございました。
次年度も、よろしくお願いいたします。
※新講座は、4月28日(火) より開講いたします。
まだ若干名の空席がございます。
ご興味のある方は、NHK文化センター前橋教室(TEL.027-221-1211) まで。
Posted by 小暮 淳 at 13:33│Comments(0)
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