2019年06月09日
枡酒列車でGO!
<今、NHKのニュースで、お座敷列車で嬉しそうに枡酒呑んでいるの見ました>
<上電で 「とてもいいですね」 と言っていたのが放送されましたね。とてもいいですよ>
夜になって、立て続けにメールが飛び込んできました。
車内にテレビや新聞などの報道陣が乗っていたことには気づいていましたが、まさか、僕が撮られていたとは!
昨日は、新井酒店(前橋市) 主催による 「枡酒列車」 なるイベントに参加してきました。
上電 (上毛電気鉄道) の中央前橋駅から終点の西桐生駅までの片道約1時間、往復2時間の貸切列車に乗り、乗車中は日本酒が飲み放題という夢のような企画です。
仕方ない、これも 「ぐんまの地酒大使」 の公務だと思って、参加するしかないな……
と、勝手に大義名分をくっつけて、自主的に参加してきました。
午前11時30分
「10、9、8、……3、2、1、カンパーイ!」
カウントダウンとともに、列車は中央前橋駅を出発しました。
いきなり、ガタンと大きく前後に揺れ、やがて車体はドスンドスンと縦揺れを始めました。
「これが、いいんですよ。たまりませんね~」
と同席した隣の客人。
鉄道マニアのようです。
そうなんです、今回使用されている貸切列車は、昭和初期に走っていたデハ101号という木の温もりを感じるレトロ電車なのであります。
だからか、参加者40名の内訳は、僕のような “のん兵衛” ばかりではなく、筋金入りの “てっちゃん” も多く乗っていました。
いわゆる 「乗り鉄」 といわれる人たちです。
そして沿線では、我々が乗っている電車をカメラで狙う 「撮り鉄」 の姿も、ちらほら。
振る舞われた地酒は、町田酒造 (前橋市) の「清嘹 (せいりょう) 」。
酒好きの県民ならば誰もが知る、辛口の名酒です。
それが枡酒で、2時間ノンストップで振る舞われるのだから、のん兵衛にはたまりません。
「はい、おかわり!」
「こっちも、お願い!」
車内は、さながら大食い大会ならぬ、大飲み大会の様相です。
ならば負けじと、我もピッチを上げて応戦しました。
その甲斐あってか、最後の “おみやげ争奪ジャンケン大会” では見事、勝ち残り、四合瓶をゲットして帰りました。
趣味と実益を兼ねた、なんとも楽しいイベントでした。
新井酒店さん、来年も呼んでくださいね!
Posted by 小暮 淳 at 10:38│Comments(2)
│酔眼日記
この記事へのコメント
おお、我が町内の造り酒屋さん❗ 恵美さんも乗ってたかな⁉️
Posted by グッチ at 2019年06月09日 17:06
グッチさんへ
はい、県内唯一の女性杜氏の恵美さん直々に、酌をしていただきました!
はい、県内唯一の女性杜氏の恵美さん直々に、酌をしていただきました!
Posted by 小暮 淳 at 2019年06月10日 10:25