2017年11月27日
一周年を祝う
世の中には、殊勝な人たちがいるものです。
「温泉が好き」 というだけで、僕のことを “師匠” “先生” と呼んでくださり、定期的に酒宴を開いて、招いてくださるのです。
通称、「弟子の会」 といいます。
発足は、ちょうど1年前の11月でした。
3人の温泉好きが、僕を介して、ひょんなことから出会い、意気投合して、団結しました。
※(出会いの詳細は、当ブログの2017年2月2日「魅惑の会合」を参照)
この会は、2ヶ月に1回、奇数月に集まるのですが、1つだけルールがあります。
それは、貧乏人の僕を気遣ってのことなのですが、「会費は3,000円以内とする」 というもの。
飲んで食べて、3,000円ですぞ!
しかも、「チェーン店の居酒屋を除く」 です。
でも、そこは、師匠ゆずりの飲兵衛な弟子たちであります。
毎回、毎回、「よく、こんな店を知ってるねぇ~!」 と驚くほどに格安で、うまい、穴場の飲み屋を探してくるのであります。
1回目は、おでん屋でした。
2回目は、ホルモン焼き屋。
その後、すき焼き屋、寿司屋、焼き肉屋など、毎回持ち回りの幹事が会場を押さえ、料金の交渉をしてくれています。
先日、発足一周年を記念する7回目の会合が、前橋市内の焼き鳥屋で開催されました。
「一周年、おめでとう!」
「カンパーイ!」
「じゃあ、焼き鳥を頼みますか?」
と、生ビールを飲み干した僕が言えば、
「先生、ここは焼き鳥じゃないんですよ。おまかせください」
とTさん。
なんでも、焼き鳥屋なのに、揚げ物や他の料理がうまい店なんだといいます。
ま、いつも、こんな調子で料理も、幹事にまかせっきりなのであります。
「えー、ちょっと僕から、ひと言、ごあいさつを、よろしいですかね?」
この日に合わせて、僕は弟子たちに、心ばかりのプレゼントを用意していました。
「本当に、毎回、楽しい会をありがとうございます。これからも末永く、よろしくお願いいたします」
と告げ、一人ひとりに手渡しました。
“冥利” っていうやつですかね。
たかが温泉ですが、こんなに楽しい仲間たちに会えました。
されど温泉、そして温泉……。
今回も、延々と尽きない温泉夜話が続いたのであります。
みんな、ありがとう!
Posted by 小暮 淳 at 13:42│Comments(0)
│酔眼日記