2022年12月14日
納会 ~弟子という名の懲りない面々~
エゴサーチっていうんですか?
時々僕も、暇と好奇心にまかせて、検索してみることがあります。
そしたら、こんなフレーズが出てきました。
“小暮淳の孫弟子”
孫弟子っていうことは、弟子の弟子ということですよね?
僕の弟子を名乗る人は何人かいますが、“孫弟子” とは初耳です。
やがて、ひ孫弟子も現れるのでしょうか?
ま、SNS上のことですから深くは詮索しませんが、本人の知らないところで “弟子の輪” が広がっているということは悪い気はしないので、実害がない限り、お目こぼしといたしましょう。
さて、僕は一介のライターですから徒弟制度なんて、持っていません。
それでも長年、温泉関係の本を書いたり、講演やセミナーを続けていると、稀に “弟子” を名乗る人たちがいます。
もちろん、制度がない以上、名乗るのも語るのも自由です。
それでも人数が集まって来ると、なんらかの関わりを待たざるを得なくなってきます。
それが、「弟子の会」 です。
平成28(2016)年11月の結成ですから、丸6年になります。
ひと言でいえば、ただの呑み会なのであります。
勝手に僕のことを 「先生」 だとか 「師匠」 だとか呼んで、僕を神輿の上に担ぎ上げて振り回し、2ヵ月に1回集まって、美酒に酔おうという、実に不埒でありながら理にかなった仲良しグループなのです。
メンバーは男性2名、女性2名と僕。
全員に共通していることは、僕の読者であるということ。
または、教室やセミナーの生徒さんであります。
そんな懲りない面々が昨晩、今年最後の宴に集まりました。
「最近、先生の弟子を名乗る人が増えていませんか?」
「先生自身が、ブログにも書いてますよね?」
「弟子と呼べるのは、この “弟子の会” だけですよね?」
矢継ぎ早に攻めよられ、僕は、たじたじであります。
まあ、楽しい酒の席ですから話の内容は、ジョークであります。
呑んで、笑って、騒いでいれば、いつものようにお開きとなるのですが昨晩は、さにあらん。
案件の決着を付ける羽目になりました。
「まあ、制度がないので、誰でも名乗るのは自由なんだけどさ……。しいて決めるならば、この弟子の会は公認ということで、いかがでしょうか?」
ということで、“オフィシャル弟子の会” の称号を与えることにあいなりました。
これにて一件落着。
めでたし、めでたし。
自称、他称を問わず、数少ない弟子のみなさん、今年も一年間、大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を!
Posted by 小暮 淳 at 11:41│Comments(0)
│酔眼日記