2023年08月31日
トリビアなる郷土
「なぜ群馬に、こだわるのですか?」
最近、そんな質問を受けることが増えました。
こだわっている?
長年、そんなことは考えもせずに仕事をしてきましたが、言われてみれば、なるほど。
温泉にしても、民話にしても、地酒にしても、僕が追いかけているネタは、すべてに “群馬の” が付くんですよね。。
気が付いたら無意識に、群馬限定で物を書いていました。
なぜなんでしょう?
思い当たる節があるとすれば、それば郷土愛しかありません。
僕はかつて、3つの雑誌の編集人を歴任しました。
すべて群馬県内のタウン誌、生活情報誌、フリーペーパーです。
だからでしょうか?
興味やテーマを探すとき、自然と思考回路は群馬県内に向いてしまいます。
それは群馬が好きだから?
それもありますが、それだけでは、ここまでのめり込むことはできなかったと思います。
思うに、生まれ育ったところのことを、もっともっと知りたいという探求心なのだと思います。
そして、探せば探すほど、次から次へと新しい発見が見つかるのです。
現在、僕は群馬テレビ 『ぐんま!トリビア図鑑』 という番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。
番組は2015年4月にスタートし、すでに放送回数は330回を超えています。
今週、3カ月に1度開かれる番組の構成会議に出席してきました。
プロデューサー、ディレクター、放送作家らが集まり、各自が探してきたネタを披露します。
歴史あり、文化あり、伝説あり、自然あり、人物あり、グルメ、ミステリー……
とジャンルを問わず、さまざまなトリビアネタが提案されます。
そのほとんどが、初めて知ることばかり!
8年間も番組は続いているのに、一向にネタが枯渇することはありません。
恐るべし、群馬県!
まさに、ネタの宝庫であります。
全国をまたに広く活動するライターは多くいると思いますが、僕はこれからもこの土地に暮らし、“魅惑の群馬県” を取材し続けようと思います。
だって本当に、ネタに尽きない県なんですよ!
Posted by 小暮 淳 at 11:11│Comments(0)
│テレビ・ラジオ