2012年09月10日
温泉ライターの味方②
前回、「温泉ライターの味方」 というタイトルでブログを書いたのは、昨年の9月21日ですから、今年は10日も早かったことになります。
何が早いのかって?
はい、毎年恒例の “お礼参り” のことなんです。
僕は新刊が出版されると、お世話になった団体や個人をお訪ねして、本を渡してお礼を言って回っています。
読者ならば、すでにお気づきの人もいるでしょうが、僕の温泉本シリーズは巻末の奥付ページに 〔協力〕 という欄があり、毎回必ず記載されている2つの団体と機関があります。
「社団法人 群馬県温泉協会」 と 「群馬県健康福祉部 薬務課」 です。
群馬県温泉協会は、僕が温泉ライターになるきっかけとなった団体ですから、当然、ご挨拶に行きます。
今日も事務局長の酒井幸子先生とお会いして来ました。
突然訪ねたにもかかわらず、先生は 「あら、もう本ができたのかしら?」 と僕の顔を見るなり、仕事机から駆け寄って来てくださいました。
「毎回、表紙の写真が素晴らしいわね」
と、開口一番。そして、あわてて、
「もちろん、文章も素晴らしいわよ」
と、僕に気を使ってくださいました。
先生、ありがとうございます。
また、出版パーティーの席で、楽しいお酒を飲みましょうね。
その足で、向かいの群馬県庁14階にある薬務課を訪ねました。
薬務課との付き合いは、僕が平成19年度の群馬県温泉アドバイザー「フォローアップ研修会」の講師を引き受けた時からです。
世の中って言うのは不思議なもので、最初僕は、この「フォローアップ研修会」を受講しようと申し込んだのであります。
ところが、時すでに遅く、定員オーバーで断られてしまいました。
そしたら、なんと逆に、主催の薬務課から講師の依頼が来てしまったという、なんとも笑い話のようなストーリー展開となってしまったのであります。
当時、僕を講師に推薦してくれた薬務課のHさんは、すでに転任してしまいましたが、その後も代々の担当者が、毎年、僕の本の出版に際して、協力してくださっています。
今日は、3代目担当者のYさんとお会いして、束の間の温泉談義を楽しんできました。
薬務課は、群馬県内の源泉調査を行っている所。
ですから、毎回、レアでコアな温泉話が聞けるんですよ。
今日も、温泉の掘削から登録までの手続き話や薬事法にまつわる話、適応症についてなどなど、かなり専門的な話を聞くことができました。
毎回、本当に勉強になります。
温泉協会も薬務課も、いわば僕にとっては、温泉ライターを営んでいく上で必要不可欠な存在なんですね。
強ーーーい、味方なのであります。
また次回作は、来春に出版されます。
引き続き、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願いいたします。
Posted by 小暮 淳 at 20:55│Comments(2)
│著書関連
この記事へのコメント
新刊のご本たのしみにしております。それぞれの温泉のたのしさ・特徴を分かりやすい文章と素適な写真で「温泉大好き」との思いがますます強くなります。それには大変なご努力がおありなのだと。ブログを拝読いたしておりますとよくわかります。これからも、温泉探訪よろしくご案内のほどますます期待致しております
Posted by しをちゃん at 2012年09月11日 10:43
しをちゃんへ
ありがとうございます。
来週あたりから書店には並ぶと思います。
よろしくお願いしますね。
また今月の講座には、お持ちいたしますで、直接僕からお譲りすることも可能です。
楽しみにしていてください。
ありがとうございます。
来週あたりから書店には並ぶと思います。
よろしくお願いしますね。
また今月の講座には、お持ちいたしますで、直接僕からお譲りすることも可能です。
楽しみにしていてください。
Posted by 小暮 at 2012年09月12日 17:44