2013年03月16日
『みなかみ18湯 〔下〕』 発行日決定!
温泉ファンのみなさ~ん!
お待たせしました。
群馬の温泉シリーズ第5弾 『みなかみ18湯』 下巻の発行日が決まりました。
来月、4月24日(大安)。
その日に向けて、現在、制作が進んでおります。
と、いうことで、今日は朝から制作スタッフが集まり、校正チェックをしてきました。
校正チェックとは?
僕が書いた原稿をデザイナーの元へ送ると、後日、「ゲラ」 といって印刷された状態のプリントが出てきます。
このプリントは、著者だけではなく、取材した各旅館や関連機関、および編集者の元へも送られます。
表記間違いや誤字、脱字などをチェックします。
これを 「校正」 といいます。
この校正紙が、ふたたびデザイナーの元へ返ってきます。
今日は、この戻ってきた校正紙を、1枚のゲラに書き移す作業を行ってきました。
ただ書き移すだけならば、デザイナー1人で、できる作業ですが、その 「校正」 が正しいか? 必要か? をチェックするために、著者およびディレクターが立ち会います。
これが 「校正チェック」 であります。
僕の温泉シリーズは、ガイド本でもありますが、エッセー本でもあります。
ですから、ガイド部分の表記は、関連機関によってチェックをしていただきます。
住所、電話番号、施設名、地名、地図などです。
これらは、校正紙の赤字を優先に訂正しますが、エッセー部分に関しての表記は、著者がすべて最終確認をします。
「湯船」 と 「湯舟」、「子供」 と 「子ども」 の表記のように、書き手には、その人なりのこだわりがあります。
動植物などの表記も、新聞などではカタカナに統一されてしまいますが、書籍の場合は著者の意見を優先してくれます。
<例>
生きているときは 「ウナギ」 でも、食べるときは 「うなぎ」 のほうが、おいしそうです。
さて、いよいよ来週、最終チェックを行い、「送り出し」 を迎えます。
「送り出し」 とは、読んで字のごとく、印刷所へデータを届けることです。
その後、「色校正」 → 「印刷」 → 「製本」 → 「納品」 の過程をたどります。
そして、書店に並ぶのが、4月24日前後となります。
あと、40日!
楽しみに、お待ちください。
Posted by 小暮 淳 at 16:34│Comments(2)
│著書関連
この記事へのコメント
後、40日楽しみに待っています。
こちらも今、校正をしているところです。
こちらは、本では無く、売り出しのチラシ。
中央通りのチラシなので、各店の商品が間違いないか、値段が間違いないか、名前や電話番号、その他いろいろ。
苦労も有るけど、出来上がりのチラシを見るとすべての苦労も忘れてしまいます(ウソ、やっぱり思い出す)
こちらも今、校正をしているところです。
こちらは、本では無く、売り出しのチラシ。
中央通りのチラシなので、各店の商品が間違いないか、値段が間違いないか、名前や電話番号、その他いろいろ。
苦労も有るけど、出来上がりのチラシを見るとすべての苦労も忘れてしまいます(ウソ、やっぱり思い出す)
Posted by ヒロ坊 at 2013年03月16日 22:08
ヒロ坊さんへ
本にせよ、チラシにせよ、編集という作業は苦労も多いけれど、とっても楽しいですよね。
なんだかんだ、もう25年もこの業界にいます。
たぶん、編集の神様にみそめられてしまったんでしょうね。
このまま、突っ走るしかありませんね。
本にせよ、チラシにせよ、編集という作業は苦労も多いけれど、とっても楽しいですよね。
なんだかんだ、もう25年もこの業界にいます。
たぶん、編集の神様にみそめられてしまったんでしょうね。
このまま、突っ走るしかありませんね。
Posted by 小暮 at 2013年03月17日 10:35