2013年07月29日
読者って、ありがた~い!
「小暮さーん! 来月、誕生日でしょう?」
ギターを抱えて、ステージを下りようとしたときでした。
観客の中の中年男性が、僕に声をかけてきました。
昨日、群馬県みなかみ町で開催された野外イベントでのことです。
「えっ? よく知っていますね!」
と僕が驚くと、男性は、ニコニコっとして
「おめでとうございます」
と、手を振ってくれました。
うれしいですね。
たとえ、おじさんでも(すみません)。
こうやって、イベントに来てくれて、声をかけてくれる読者がいるということは、ライター冥利に尽きるというものです。
「ブログを見て、来ました」
と声をかけてくださったのは、前橋市から家族と遊びに来たという若いおとうさん。
彼は、会場で僕の著書が販売されているのに気づくと、
「ああ、本を持って来るんだった。サインしてもらえたのに……」
と、残念そう。
ぜひ、次回、お会いできる時は、本を持参してくださいね。
いつでも、どこでも、サインいたしますよ!
そんな著書販売コーナーでの1コマ・・・
初老の婦人が、『みなかみ18湯』(上毛新聞社) の上下2巻を買い求めてくださいました。
すると、そこへ、ご主人らしき人が現れて、
「おい、その本なら、もう買ったぞ!」
と、カバンの中から2冊の本を取り出したのであります。
「あ~ら、ヤダ。そうだったの!」
と夫婦で、大笑い。
つられて販売スタッフも僕も笑ってしまいました。
うれしいですね。
ご夫婦で、同じ本を買い求めていたなんて。
これまた、ライター冥利というものです。
もちろん、丁寧に、2冊とも心を込めてサインをさせていただきました。
僕はライターなのに、なぜ、テレビや講演、イベントに出演するのか?
それは、こういった出会いが、うれしいからなんですね。
執筆業って、とても地味な仕事なんです。
なかには、それが向いている作家さんやライターさんもいると思います。
でも僕は、そもそもが、目立つことが好きなミュージシャン志望の “お調子者” ですからね。
人と、触れ合いたいんですよ。
そして、それが読者だったら、最高に素敵なことだと感じています。
ですから、みなさん!
これからも、僕を見かけたら、ジャンジャン声をかけてくださいね。
Posted by 小暮 淳 at 10:39│Comments(0)
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