2018年01月31日
どこかで 誰かが⑦ 写真
「写真を見るたび、ああ、小暮さん、がんばってるな。俺もがんばろう!っていう気になるんですよ」
と言ってくださったのは、某テレビ局のディレクターさんでした。
写真とは、上毛新聞に時々掲載される著書の広告のことです。
「上毛新聞の本」 という全5段の大きな広告です。
5冊の本と5人の著者が、写真入りで紹介されています。
僕は、ちょうど真ん中にいます。
右隣は、建築写真家・吉田敬子さんの 『産業遺産にあっぱれ』。
左隣は。フリーアナウンサーで野菜ソムリエ上級プロ・竹下裕理さんの 『ぐんまの野菜で美人になれる理由』。
お二人とも、素敵な笑顔の写真が掲載されています。
で、僕の写真はというと……
紹介されている著書は、昨年5月に出版した 『金銀名湯 伊香保温泉』。
こんなキャッチコピーが付いています。
<温泉シリーズ第9弾>
<千余年もの昔から絶えることなく榛名山麓に凛々と湧く黄金、白銀の湯。絶景の天空遊覧を楽しむ贅沢、ますます進化を遂げる伊香保温泉。>
そして本の表紙と一緒に添えられている著者の写真は、眉間にしわを寄せて、しかつめらしい顔をしながら浴衣姿で湯屋の暖簾(のれん)をくぐっている姿です。
これが、本人的には、けっこう笑えます。
なんで、この写真なの?って。
「なかなかシブイ」 とか 「小暮さんらしい」 と言ってくれる人もいますが、ちょっとカッコつけてる感じのする写真です。
でもね、ディレクターさんのように、この写真を見て、「がんばろう!」 と思ってくださる人もいるわけですから、ありがたいことです。
コツコツと生きていると、どこかで誰かが、見ていてくださるのですね。
ちなみに、この写真は現在、上毛新聞の広告のほか、群馬県西部エリアで配布されているフリーペーパー 『生活info (くらしインフォ)』 で連載中のエッセイ 「西上州の薬湯」 のプロフィール写真にも使用されています。
Posted by 小暮 淳 at 12:21│Comments(0)
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