2018年06月14日
山頂に立つ
“出版は登山に似ている”
たびたび、そうブログに記してきました。
2009年9月から昨年5月まで毎年、僕は本を出版しています。
9年間で、10冊の著書を出版しました。
※(2011年は2冊の本を書いています)
そして今年もまた、昨日、最後の原稿を書き上げました。
登山で例えるならば、山頂に立った気分を味わっています。
昨晩は1人で祝杯を挙げ、頂上からの景色に酔いしれました。
でも登山とは、無事に下山してこそ、山を制したことになります。
いつまでも山頂の絶景を眺めているわけにはいきません。
早くも下山の準備に、取り掛かっています。
ここまでは、著者のひとりよがりです。
ここからは、チームワークの見せ所です。
カメラマンやデザイナー、編集者らと、一歩ずつ丁寧に足元を固めながら下りて行きます。
そして下山して、振り返り見たとき、我々が制した山が屹立とそびえているのです。
出版まで、あと1ヶ月半。
今日は、これから出版会議です。
いよいよ、タイトルや装丁を決定しなくてはなりません。
楽しくも、緊張する時間です。
でも、この高揚感が、なんとも言えないのです。
“無” から “有” を生み出す醍醐味とでもいうのでしょうか。
この充足感を味わいたくて、僕はライターの道を選んだのだと思います。
では、行ってきます!
Posted by 小暮 淳 at 11:00│Comments(0)
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