2023年05月11日
「高崎版 ロミオとジュリエット」 を朗読
人の縁とは、不思議なものです。
読者のみなさんは、昨年暮れのこんな話を覚えていますか?
20年以上前に自費で出版した僕の本に偶然出合い、その後、読者となり、仕事で僕の本を朗読したいという申し出が、ラジオパーソナリティーからあったという話です。
(当ブログの2022年12月31日 「こいつぁ~、暮れから縁起がいいわい!」 参照)
彼女の名前は、藤弓真千さん。
フリーナレーターです。
朗読(リーディング) の仕事をしています。
そんな彼女がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、今年4月から僕の本の朗読が始まりました。
インターネットラジオ放送局 「ゆめのたね」
東日本第1チャンネルの 『喜ばせ屋の言の葉レシピ』
毎週月曜日 9:00~9:30
ネットラジオが不慣れな方のために、アクセス方法を明記いたします。
① 「ゆめのたね ラジオ」 で検索
② 東日本第1チャンネルをクリック
③ 番組表の月曜日、9:00~9:30をクリック
④ 藤弓真千さんの番組 『喜ばせ屋の言の葉レシピ』 が表示されます
朗読してくださっているのは、『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』(ちいきしんぶん) です。
先月は第1話 「木部姫伝説」 でした。
そして今月は、第2話の 「佐野の舟橋」 の朗読が始まりました。
「佐野の舟橋」 は、高崎市内を流れる烏川に架かる橋にまつわる悲恋話です。
川を挟んで東の佐野に 「朝日の長者」、西の片岡には 「夕日の長者」 と呼ばれる屋敷がありました。
互いの長者には、那美という美しい娘と小次郎という凛々しい息子がいました。
2人は出会い、恋に落ちますが、互いの親は仲が悪く、恋路の邪魔をします。
ある夜のこと、必死の思いで屋敷を抜け出した那美と小次郎。
ところが、2人を待ち受けていたものとは……
まるで、シェークスピアの名作 『ロミオとジュリエット』 のような話です。
ということで、僕は 「高崎版 ロミオとジュリエット」 とタイトルを付けました。
この話を、藤弓さんは、感情をこめた素晴らしい朗読をしてくださっています。
ありがとうございます。
著者として、この上ない喜びであります。
ぜひ、月曜日午前9時からの 『喜ばせ屋の言の葉レシピ』 を聴いてみてください。
Posted by 小暮 淳 at 12:31│Comments(0)
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