2023年11月08日
ぼんじりの秋
『しらたまの歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり』 牧水
めっきり秋らしくなってきました。
秋といえば、酒です。
(一年中ですが)
酒といえば、やっぱ日本酒ですね。
(毎日のことですけど)
当ては、まずは、焼き鳥から始めるのが定番です。
(やっと今日の本題に入りました)
となれば、僕は決まって 「ぼんじり」 を注文します。
「ぼんじり」 とは?
一般には馴染みのない部位かもしれませんが、酒呑みにはファンが多い部位だと思います。
鶏のお尻の骨まわりの希少な肉です。
“鶏肉の大トロ” とも呼ばれ、脂がのっていて、噛むとブリッとした弾力があり、それでいて歯切れがよい。
「ぼんじり」 という言葉の由来は、雪洞(ぼんぼり)のように “かわいい尻の肉” だからのようです。
ちなみに僕は、カリカリに焼いて、塩をサッと振って、熱々のうちに食べるのが好きです。
最近は街中のスーパーでも売っているので、未体験の人は一度、“味体験” してみてください。
なんて話していたら、も~う、ヨダレが出てきました。
夜まで待てそうにありません。
牧水先生も日に一升、朝から呑んでいたといいますから僕もいいかな?
『人の世にたのしみ多し然(しか)れども 酒なしにしてなにのたのしみ』 牧水
Posted by 小暮 淳 at 11:14│Comments(2)
│酔眼日記
この記事へのコメント
Q:ぼんじりはなぜうまいか?
A:いろんなエキスが濃縮されて出ていく部位だから(笑)
A:いろんなエキスが濃縮されて出ていく部位だから(笑)
Posted by T課長 at 2023年11月09日 10:33
T課長さんへ
ホンマでっか?
知らんけど!(笑)
ホンマでっか?
知らんけど!(笑)
Posted by 小暮 淳
at 2023年11月09日 13:39
