2023年12月07日
四万ミステリーに挑む
気が付けば僕は、35年間も四万温泉 (中之条町) に通い続けています。
なぜ、飽きもせずに、そんなにも通っているのか?
分かりません。
ただ、なんとなくなのですが、もっとも群馬の温泉らしい温泉地のような気がしています。
そして、そこに暮らす人々たちの人柄に惹かれたのも確かです。
縁あって、僕は平成23(2011)年に四万温泉の全旅館を取材した 『あなたにも教えたい四万温泉』(上毛新聞社) を出版しました。
そして、のちに 「四万温泉大使」 にも任命されました。
ますます四万温泉との関わりは増え、イベントや祭事のたびに足を運ぶようになりました。
そんな四万温泉ですが、知れば知るほど、かねがね不思議だと思い続けている謎があります。
それは、四万温泉という温泉地名です。
なぜ、“四万” なのでしょうか?
こんな伝説があります。
永延3(989)年のこと。
源頼光の四天王の一人、日向守碓氷貞光(ひうがのもりうすいさだみつ)という武将が、越後から上野国(群馬県) へ越えるとき、現在の四万温泉を通りかかりました。
日向見(ひなたみ)薬師堂のあたりで夜を迎え、野宿をすることになりました。
石に腰かけて、うつらうつらしていると、一人の童子が現われて言いました。
「私は山の神である。そなたに四万の病を治す霊泉を授けよう」
貞光が目を覚ますと、腰かけていた石の下から、こんこんと温泉が湧き出したといいます。
貞光は、このことを吉兆と感じ薬師如来を安置し、温泉を 「御夢想(ごむそう)の湯」 と名付けました。
そして、お告げの通り、この地を 「四万の郷」 と名付けたとのことです。
本当でしょうか?
なぜ貞光は、あえて日本人が忌み嫌う “四” という数字を付けたのでしょうか?
三万や五万では、ダメだったのでしょうか?
きっと、そこには、“四” でなければならない絶対的な理由があったはずです!
今回、群馬テレビの 『ぐんま!トリビア図鑑』 では、この数字の謎を追います。
リポーターは、僕です。
番組では、僕の推理をもとに、地元の人たちに話を聞きながら謎の深層に迫ります。
ヒントは、「焼きまんじゅう」 です。
さあ、一緒に考えましょう!
答え合わせは、12月19日(火) 午後9時~の 『ぐんま!トリビア図鑑』 にて。
Posted by 小暮 淳 at 10:50│Comments(4)
│テレビ・ラジオ
この記事へのコメント
先日、四万に行ってきました。
私も50年四万に通っていますが、初めて「一力寿司」にお邪魔しました。
昼間、近所の爺さんとカウンターで話をしながら・・・。いいお店でした。
雪が舞う中、特上1人前とビールを1本でさっと切り上げる。カッコイイ!
その後、シマテラスでまた四万ブルーを飲んでポテトを食いましたが(笑)
後は風呂に入って腹ごなしをして、旅館で宴会!
久しぶりに一人ぶらぶら四万を満喫しました。
私も50年四万に通っていますが、初めて「一力寿司」にお邪魔しました。
昼間、近所の爺さんとカウンターで話をしながら・・・。いいお店でした。
雪が舞う中、特上1人前とビールを1本でさっと切り上げる。カッコイイ!
その後、シマテラスでまた四万ブルーを飲んでポテトを食いましたが(笑)
後は風呂に入って腹ごなしをして、旅館で宴会!
久しぶりに一人ぶらぶら四万を満喫しました。
Posted by T課長 at 2023年12月07日 11:14
T課長さんへ
一力寿司とは、シブイ!
シマテラスとは、ナウイ!
僕は、柏屋カフェのイタリアンラーメンにハマってます。
昨日も昼に食べてきました。
一力寿司とは、シブイ!
シマテラスとは、ナウイ!
僕は、柏屋カフェのイタリアンラーメンにハマってます。
昨日も昼に食べてきました。
Posted by 小暮 淳
at 2023年12月07日 13:58

師匠、現在は息子さんの焼きまんじゅうのですね。
最近は、電気屋さんの温泉納豆を話しても、知らない方が多くて
最近は、電気屋さんの温泉納豆を話しても、知らない方が多くて
Posted by もろさん at 2023年12月07日 16:21
もろさんさんへ
そうです。
謎を解くカギは、息子さんが握っていました。
今回は、彼から先祖の話を聞いてきました。
電気屋の納豆を知っているとは、なかなかの四万通ですね。
昔は、みんな納豆を買って帰ったものです。
そうです。
謎を解くカギは、息子さんが握っていました。
今回は、彼から先祖の話を聞いてきました。
電気屋の納豆を知っているとは、なかなかの四万通ですね。
昔は、みんな納豆を買って帰ったものです。
Posted by 小暮 淳
at 2023年12月07日 22:54
