2024年08月24日
玉村の 「玉」 は竜の玉
高崎市民のみなさん、こん、にち、は~!(錦鯉風)
昨日(8月23日)発行の 「ちいきしんぶん」 は、ご覧になりましたか?
「ちいきしんぶん」 は、旧高崎市内の約9割の家庭や事業所に配布されているフリーペーパーです。
この新聞に、僕は時々、記事を書いています。
昨日掲載されたのは、「ぐんま謎学の旅 続・民話と伝説の舞台」 です。
そう、2018年に出版した書籍 『ぐんま謎学の旅 民話と伝説の舞台』 の続編なんです。
昨年12月から不定期連載がスタートしました。
で、今回は、その3話目であります。
舞台は、佐波郡玉村町。
「玉村」 という地名の謎に迫ります。
なんと! 玉村の 「玉」 は竜の玉なのであります。
竜の玉って、知ってますか?
掛け軸や寺院の欄間などに描かれている竜の絵を見たことがあると思いますが、よーく見ると手に 「玉」 を持っています。
「碧玉」 という青色をした玉です。
正式には 「如意宝珠」 といい、梵語 (サンスクリット語) で、どんな願い事も叶える玉を意味するそうです。
その玉が、なんと! 千年以上前、平安時代の天慶(てんぎょう)年間に、今の玉村町に現れたといいます。
町内を流れる矢川という川に、夜な夜な青く光る2つの玉が漂うようになりました。
村人たちは、この玉を拾い上げて、祀ったといいます。
ところが、それから500年後のこと。
利根川が大洪水した際に、竜神が現れ、竜巻を起こし、2つのある玉のうち1つを持っち去ってしまいました。
今回、僕は、残った1つの玉の保管場所を探し当て、取材に成功しました。
信じるか、信じないかは、あなた次第です。
※「ちいきしんぶん」 は、ホームページよりバックナンバーを閲覧することができます。
Posted by 小暮 淳 at 11:36│Comments(0)
│謎学の旅