2025年03月03日
目と指の至福
あなたにとって、至福の時間とは?
好物を食べているとき、寝ているとき、風呂に入っているとき、趣味に没頭しているとき……
人それぞれだと思います。
でも、至福の時間があるからこそ、それ以外の時間を過ごすことができるわけです。
いわば、至福の時間は、自分から自分への “”ごほうび” ということになります。
では、僕にとっての至福の時間とは?
やっぱり、真っ先に思い浮かべるのは、酒ですね。
1年365日、生きている限り欠かせない必要不可欠なアイテムであります。
じゃあ、毎日、至福の時間があるかというと、そうでもありません。
ほとんどの場合、仕事終わりに、ただなんとなく習慣で呑んでいることが多いですね。
もちろん、“至福” だとも感じていません。
僕にとって、至福の時間は、「酒+読書+音楽」 がマッチングしたときに訪れます。
これって、週に一日あるかないかの貴重な時間です。
読書には、ウィスキーが似合います。
水割りの氷をカラカラと揺らしながら、好きなピアノ音楽をBGMに、本のページをめくります。
その日読む本は、朝から決めてあります。
最近買った新刊本だったり、何年も積んだままになっている文庫本だったり……
小説だったり、エッセイだったり……
時には、仕事で使う資料本だったりもしますが、なんでもいいんです。
その日の気分に似合った本を用意します。
酔いに任せながら、やがて眠りにつくまで、ゆっくりとゆっくりとページをめくる自分に酔いしれてるわけです。
えっ?
酒以外に、楽しみはないのかって?
それが、あったんです!
“しらふ” でも感じる至福の時間が!
それは、原稿を書いているときです。
その時は、酒も呑まず、音楽も聴きません。
全神経をパソコンのキーボードに集中していると、あっという間に2~3時間が過ぎています。
ある意味、僕にとっては “無” になれる時間なんです。
書いている原稿の内容以外は、完全にシャットアウトして、その世界に没頭しています。
脳内にアドレナリンが、バーって出ている感覚です。
ランナーズハイよろしく、「ライターズハイ」 の状態が続き、どんどん気持ち良くなって行きます。
で、書き上がったら当然、缶ビールが待っているんですけどね。
結局、最大のごほうびは、酒ということです。
でも、これがあるから僕は、この人生を続けられているのです。
<人の世にたのしみ多し然れども 酒なしにしてなにのたのしみ> 牧水
Posted by 小暮 淳 at 11:56│Comments(2)
│酔眼日記
この記事へのコメント
私の場合
酒+音楽+温泉が
それに当たります。
土曜日、ステキな音楽を
吞みながら聴きたくて
途中ベイシアで買った350mlビール二缶が
あっという間に終わり
キッチンカーで売っていた
メキシコビールに
手を出して自宅まで帰れなくなり
近くのホテルに宿泊しました。
牧水さん、大使、ですよね~笑
酒+音楽+温泉が
それに当たります。
土曜日、ステキな音楽を
吞みながら聴きたくて
途中ベイシアで買った350mlビール二缶が
あっという間に終わり
キッチンカーで売っていた
メキシコビールに
手を出して自宅まで帰れなくなり
近くのホテルに宿泊しました。
牧水さん、大使、ですよね~笑
Posted by みわっち at 2025年03月03日 15:50
みわっちさんへ
察するに、みわっちさんは、筋金入りの呑兵衛ですね。
呑兵衛の気持ちは、呑兵衛にしか分かりません。
それで身上つぶしても、悔いはないと思います。
大いに、呑みつぶしましょう!
察するに、みわっちさんは、筋金入りの呑兵衛ですね。
呑兵衛の気持ちは、呑兵衛にしか分かりません。
それで身上つぶしても、悔いはないと思います。
大いに、呑みつぶしましょう!
Posted by 小暮 淳
at 2025年03月03日 23:02
