2011年05月18日
大人買いする読者
3年前くらいからでしょうか。
講演、講話、講義、セミナーといった本業外の仕事が頻繁に入るようになりました。
ま、本業がライターですから、著書が売れればいいわけで、その宣伝になると思い、依頼に対してはイヤな顔をせずに、お受けしています。
テレビやラジオへの出演も、同じ理由です。
いかんせん、フリーランスの個人事業主なもんで、事務所もなければ、マネージャーもいません。
すべて僕が対応して、返事をして、資料等を用意して、当日は台車を自ら転がして、著書の販売も行っています。
(たまーに、主催が出版元の講演のみ販売スタッフを出してくれるので、その時は手ぶらで行きます)
最初の頃は、著書を並べて置いても、全然売れなかったのですよ。
それが最近は、温泉本を続けて出版したこともあり、「今日、直接買おうと思って、書店で買うの我慢してたんですよ」というサイン入り本を求める読者が増えてきました。
その代わり、「この本は持っているわ、ほかに出てないの?」という読者が現れ出したため、昨年からは、以前に出版した温泉本以外の著書も販売するようになりました。
やはり、僕にとっては、著書販売が本業ですから、過去本までさかのぼって買っていただけるとは、願ったり叶ったりで、大変嬉しいことであります。
さらに過去本は、現在では書店売りをしていないので、いまや読者にとっても、講演やセミナーでのみ手に入るプレミアム本なのであります。
先日、高崎市で行われた講演会場では、販売専属のスタッフを出していただき、ズラ~リと僕の著書が5冊も並びました。
おかげさまで、講演後には本を求める人たちの列ができるほどでした。
で、見ていると、本を買い求める人は、2通りに分かれます。
講演を聞いて、初めて僕を知って、とりあえず温泉本を買って帰る人。
すでに僕の読者で、書店で売っている温泉関係の本は持っていて、まだ読んだことのない過去本を買って帰る人。
の2パターンです。
が、今回、初の “大人買い” が出ました!
“大人買い” とは、商店で「この棚全部」とか「ここからここまでください」という、お金のない子どもにはできない、アノ大胆な買い物の仕方です。
年の頃は、50代後半か60代前半の男性でした。
初めは販売コーナーを行ったり来たりしていたのですが、他の客がいなくなったすきに、またやってきて 「全部、ちょーだい」 と言って、ポンと1万円札をよこしたのです。
おおっ、スゲ~! 大人買いだー!
このオッチャン、よっぽどのオイラの熱烈なファンぜよ。
マイッタな~、全部にサインするの大変だし、握手なんかも求められちゃったら、男同士だし気持ち悪いかも……
なーんて思いながら、精算を見ていたら、そのオッチャンは、ササッと全部の本を両手で抱えて、何も言わず帰っていっちゃいました。
とんだ拍子抜けでしたが、著者冥利に尽きる、大変嬉しい出来事でありました。
よーし!
明日は、聴講者200名の大講演会です。
それも2時間という長丁場の温泉講座の講義であります。
はたして、講演後の著書販売コーナーで、2度目の “大人買い” が出るか?!
明日が楽しみです。
Posted by 小暮 淳 at 16:29│Comments(3)
│著書関連
この記事へのコメント
講演会 お疲れ様でした(^0^)/
地上げ屋クラスの人は来ましたか?
明日から 奥飛騨へ行ってきますd(^-^)
平湯温泉の平湯館に宿泊
立ち寄りは
ト伝の湯
神の湯
ひらゆの森
のどれか(;^ω^) 悩む
地上げ屋クラスの人は来ましたか?
明日から 奥飛騨へ行ってきますd(^-^)
平湯温泉の平湯館に宿泊
立ち寄りは
ト伝の湯
神の湯
ひらゆの森
のどれか(;^ω^) 悩む
Posted by momotaka at 2011年05月19日 13:40
講演会 お疲れ様でした(^0^)/
地上げ屋クラスの人は来ましたか?
明日から 奥飛騨へ行ってきますd(^-^)
平湯温泉の平湯館に宿泊
立ち寄りは
ト伝の湯
神の湯
ひらゆの森
のどれか(;^ω^) 悩む
地上げ屋クラスの人は来ましたか?
明日から 奥飛騨へ行ってきますd(^-^)
平湯温泉の平湯館に宿泊
立ち寄りは
ト伝の湯
神の湯
ひらゆの森
のどれか(;^ω^) 悩む
Posted by momotaka at 2011年05月19日 13:40
momotakaさんへ
ありがとうございます。
やっぱ、2時間の講話は疲れますなぁ。
立ちっ放しなので、足と腰をやられてしまいました。
こんなときこそ、温泉に入りたい。
momotakaさんが、羨ましい!
ありがとうございます。
やっぱ、2時間の講話は疲れますなぁ。
立ちっ放しなので、足と腰をやられてしまいました。
こんなときこそ、温泉に入りたい。
momotakaさんが、羨ましい!
Posted by 小暮 淳
at 2011年05月19日 18:33
