2011年12月27日
夢のタイムカプセル
「少年の日、僕は今を夢見てた」
これは、僕の人生で、ときどき登場するコピーです。
どんな、ときか?
それは、夢が叶ったときです。
最初に使ったのは、27歳で初のソロコンサートを開催したときでした。
DMやチラシなどに刷り込んだのを覚えています。
次に登場したのは、確か37歳のとき。
初のエッセー本を出版したときです。
そして3度目は、47歳でした。
初のエッセー展という、言葉をパネルにした展示会を開催したときです。
前橋・宇都宮・安城(愛知県)・横浜の4会場で開催され、当時は、現地の新聞が取り上げてくれるなど、ちょっぴり話題になりました。
思えば、すべて 「7」 の歳に訪れているんですね。
で、どうして、こんな言葉を使うのかというと・・・
まず 「少年の日」 とは、過去の自分です。
そして 「今を」 というのは、未来の自分を指します。
過去に僕は、未来の自分宛てに、“夢のタイムカプセル” をいくつも送っているのです。
そして、そのタイムカプセルには、夢の叶う日の 「日付け」 が記されています。
もちろん、受取人は、「未来の自分」です。
誰でも、夢を見ますよね。
でも、たいがいの人は、見るだけで終わってしまう。
だから、夢が叶っているのか、叶わなかったのかの確認をしない。
そして、夢を見たことさえ忘れてしまう。
大きな夢じゃなくてもいいんです。
あこがれ、程度でもいいんですよ。
思ったり、感じたりしたら、すぐに 「実現する日」 の日付けをつけて、未来の自分へ投函するのです。
当然、未配達もたくさんありますよ。
誤配もあるかもしれません。
でもね、10年に1通くらい “夢のタイムカプセル” が届くことがあるんですね。
だから、僕は今でも、せっせせっせと未来の自分へお手紙を書いているんです。
たとえば、2000年の10月。
四万温泉でイベントがあり、僕は作家&パネリストとして参加しました。
そのとき、僕は四万温泉の湯と自然の豊かさに惚れ込んでしまいました。
「いつか、四万温泉の本を書いてみたい!」
そう強く心に念じ、未来の自分へ “夢のタイムカプセル” を送りました。
そしたら、ちゃーんと、今年の秋に届いたんですよ!
日付けも、ほぼ 「10年後」 と合っていました。
でも、最近、思うんです。
若い頃に比べると、未来の量がだんだん少なくなってしまったなぁ~、と。
あまり欲張って “夢のタイムカプセル” を未来の自分にたくさん送ると、全部開ける前に、死んじゃうんじゃないかってね。
でも、いいんです。
そのときは、僕を知っている誰かが、そのタイムカプセルを開けてくれればね。
そして、そこには、こう書かれているはずです。
「僕は今を夢見てた」
Posted by 小暮 淳 at 15:28│Comments(4)
│つれづれ
この記事へのコメント
念ずれば花ひらく
思ってアンテナを張っていると、その道に進むみたいですね人生は
多分人より思いが強いのか(強引なのか?笑)、思って(夢?)いることは現実になってきたようです。
師匠とこうやってヤリトリできたらいいなー
というのもその一つです。
思ってアンテナを張っていると、その道に進むみたいですね人生は
多分人より思いが強いのか(強引なのか?笑)、思って(夢?)いることは現実になってきたようです。
師匠とこうやってヤリトリできたらいいなー
というのもその一つです。
Posted by ぴー at 2011年12月28日 09:06
夢と言うより あるべき姿なのでしょうが
脳を動かす為には 必要な目標設定だと思います。
脳を動かす為には 必要な目標設定だと思います。
Posted by momotaka at 2011年12月28日 12:38
ぴーさんへ
そうですか、念じていてくれたのですね。
ありがとうございます。
では、今度は 「会えますように!」 と念じていてください。
きっと、花が開きますよ。
momotakaさんへ
年々、その脳が動かなくなるのではと、
老化が心配です。
でも、使っていれば老いないといいます。
来年も、フル回転させねば!
そうですか、念じていてくれたのですね。
ありがとうございます。
では、今度は 「会えますように!」 と念じていてください。
きっと、花が開きますよ。
momotakaさんへ
年々、その脳が動かなくなるのではと、
老化が心配です。
でも、使っていれば老いないといいます。
来年も、フル回転させねば!
Posted by 小暮 at 2011年12月28日 20:31
念じてます
Posted by ぴー at 2011年12月29日 09:24