2012年01月04日
三箇日は○○三昧
今日から仕事始めという人も多いのでしょうね。
サービス業の方からは、「なに言ってんだい。盆も正月もなく無休よ!」 という声が聞こえてきそうですが、本当に、どうしちゃったんでしょうね? 日本って国は?
昔の日本は、ちゃんと “盆・暮れ・正月” は、休んでいましたよ。
そのために、保存食としての 「おせち料理」 があるわけですからね。
なんだか年々、形だけの正月になりつつありますな。
今はコンビニもあるし、いやいや、コンビニだけではありません。
スーパーだって、本屋だって、みーんな “盆・暮れ・正月” なんて関係なしに開いていますものね。
便利といえば、便利ですけど、その分、正月のおごそかな緊張感がありません。
で、そーいう、おめぇは何をしていたんだ?
と問われれば、ハイ、すみません。仕事です。
○○三昧の○○とは、「酒」 ではなかったのです。
(僕のことだから、酒だと思ったでしょう)
て、いうかフリーランスには、そもそもカレンダーの中の休日は関係ありませんからね。
仕事がないときが、“休日” です。
だから年によっては、何ヶ月も休日が続くこともあります。
“長期休暇” といえば聞こえが良いのですが、同時に金も入って来ないわけですから、バカンスへは行けません。
逆に、忙しい時は、人様が休んでいるときに、せっせせっせと働いています。
と、いうことは、今年の正月は忙しかったのか?
と思われそうですが、いえいえ、ただの貧乏性であります。
やることがないので、仕事をしていただけです。
フリーランスの仕事にも、いろいろありますが、「ライター」 という職業についてのみ、ちょこっとだけご紹介すると、大きく分けて2つの作業に分かれています。
それは、「取材」 と 「執筆」 です。
取材をしているときは、執筆はできません。
執筆をしているときは、取材ができません。
あたりまえのことですが、この2つの作業があるかぎり、朝も、昼も、夜も、盆も、暮れも、正月もないのです。
もちろん、三箇日は取材がありませんでした。
(過去には、元日から取材に出かけたこともありますが)
でも、暮れまでに取材した原稿は、目の前に残っています。
また、コラムやエッセーなどの連載を抱えていると、それらの作業の合間で原稿を書くことになります。
週刊・隔週刊・月刊・季刊が入り乱れていますから、常に手帳には “○○何月何日まで” という書き込みがされています。
それでも忘れてしまうことがあるので、1日のスケジュール表というのを机の前にかかげています。
・本日の必達ノルマ
・できたらここまでする
・その他、合間を見て調べる事 etc
などが、書かれていて、クリアすれば赤ペンで消します。
この赤ペンを入れるときが、快感なのであります。
赤ペンを入れるごとに、僕は階下へ降りて行き、コーヒーを入れて一服します。
と、いうことで、今日やらなくていい仕事でも、時間が空いたときには片付けておく!
これがフリーライターの鉄則なのであります。
ただの貧乏性かもしれませんけどね。
Posted by 小暮 淳 at 20:15│Comments(2)
│つれづれ
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます。主婦もお休みがございません。だって、お口にお休み無しですもの。今年も楽しい温泉カルチャーをたのしみにしております。それから、先生の温泉本以外のことは存じませんでしたし、お嬢さまのお名前も存じませんでしたが、「しおり」ちゃんでしたのにはびっくりいたしました。今年もよろしくご指導のほどお願いいたします。
Posted by しをりちゃん at 2012年01月05日 10:48
しをりちゃんへ
あけましておめでとうございます。
4月からの新講座で、お会いできる日を楽しみにしています。
今年もよろしくお願いいたします。
「しおり」 は、長女に付けようと思った名前で、実際は違う名前です。
あけましておめでとうございます。
4月からの新講座で、お会いできる日を楽しみにしています。
今年もよろしくお願いいたします。
「しおり」 は、長女に付けようと思った名前で、実際は違う名前です。
Posted by 小暮 at 2012年01月05日 18:06