2014年05月16日
表紙の写真
実は今回、新著 『新 ぐんまの源泉一軒宿』 の出版にあたり、初めて書店用の販促ポスターを作りました。
よこ18.1cm、たて51.5cmの細長い短冊形のポスターです。
今までもポスターは作っていたのですが、温泉地の旅館やホテルなどに貼ってもらうために、もっと大きい観光用のサイズでした。
ですから、なかなか一般の人の目には、触れなかったんですね。
でも、今回は違います。
お近くの書店に貼ってありますから、見てくださいね!
そのポスターに使用されているのが、本の表紙と同じ写真です。
夕暮れせまる山あいの一軒宿。
V字谷の底で、夕げの明かりを灯しています。
実に、旅情あふれる会心の一枚だと思います。
この写真を撮ったのは、2009年に出版した旧著 『ぐんまの源泉一軒宿』 を撮ったカメラマン、綱島徹氏です。
“暗闇の魔術師” と呼ばれる彼の写真テクニックは、惚れ惚れします。
僕はいつも彼の撮影に立会いますが、とにかく粘って粘って粘りまくる!
写真への執念を感じます。
でないと、あの幻想的な写真は撮れないのでしょうね。
で、本を出版するたびに話題になるのが、「表紙の写真はどこか?」 ということ。
ふつう、表紙の撮影場所は、カバーの折り返しの部分に記載されていることが多いのですが、僕の温泉シリーズでは毎回、場所を明かしていません。
その理由は、掲載されている温泉宿を平等に取り上げたいからです。
グラビア写真にしても、しかり。
「うわ~、きれい! 行ってみた~い!」 と思われた時、旅館名が明記されていると、他の宿に対して不公平が生じるからです。
でも読者のみなさん、ご安心ください。
すべて本文の中にヒントがありますから、じっくりと読んでいただければ、表紙の写真はどこの温泉か分かりますよ!
今回も、探してみてくださいね。
Posted by 小暮 淳 at 21:43│Comments(2)
│著書関連
この記事へのコメント
こんばんは。昨日、上の原温泉に宿泊してきました。
エレベーターホールに「みなかみ18湯」上下のポスターありましたねー。
あれも結構目立つと思うのに、それより大きいのができたんですねー。
さすが先生、スケール大きくなりますね!
どこかで出会うのが楽しみになりました。
さいたまの書店でも出るかなー。
エレベーターホールに「みなかみ18湯」上下のポスターありましたねー。
あれも結構目立つと思うのに、それより大きいのができたんですねー。
さすが先生、スケール大きくなりますね!
どこかで出会うのが楽しみになりました。
さいたまの書店でも出るかなー。
Posted by G@さいたま at 2014年05月18日 23:11
G@さいたまさんへ
上の原温泉のトロトロのアルカリ泉を堪能してきたんですね。
この時季、絶景露天風呂の 「凛楽(りらく)」 は、新緑がきれいでしょうね。
埼玉県内でも文真堂書店や戸田書店ほか、有名書店では販売されていると思いますので、探してみてください。
上の原温泉のトロトロのアルカリ泉を堪能してきたんですね。
この時季、絶景露天風呂の 「凛楽(りらく)」 は、新緑がきれいでしょうね。
埼玉県内でも文真堂書店や戸田書店ほか、有名書店では販売されていると思いますので、探してみてください。
Posted by 小暮 淳
at 2014年05月19日 14:46
