2015年06月25日
湯いずる国
♪ はるか遠く ふるさと離れ 旅路の果てに
白き山の頂に立ち ながめる雲よ
「あづまはや」 と嘆き流した 泪のゆくえをたどれば
ふもとの谷に のぼる煙 湯いずる国 湯源郷 ♪
“トンネルを抜けると湯源郷(とうげんきょう)”
これは、新刊 『尾瀬の里湯』(上毛新聞社) のカバーや新聞広告に書かれているコピーです。
もちろん、「湯源郷」 という言葉は、僕の造語です。
何年も前からあたためていた言葉で、このたび新曲のタイトルに付けさせてもらいました。
♪ はるか昔 戦(いくさ)に疲れ 一人の武士(おとこ)が
夜露に濡れる仮の宿で 夢見たものは
「四万(しまん)の病 癒す泉を そなたに授けん」 と言う
童(わらべ)が立ちて 願いたくした 湯いずる国 湯源郷 ♪
と、いうことで、先週に引き続き今日は、レコーディングを行ってきました。
※(レコーディングに至る経緯は、当ブログの2015年6月17日 「音友」 を参照)
先週はオケ録り、そして今週は歌録りです。
曲のイメージは、何百年と湧き続ける温泉の持つ生命力と、広大な平原を渡る風を牧歌的に表現してみました。
歌詞に出てくる 「湯いずる国」 とは、もちろん群馬県のことです。
♪ はるか国を越えて迫る 二荒(ふたあら)の主
追われし神は 傷を負いて 赤城嶺(ね)のもと
「エイヤー」 と叫び 矢を突き立てた
大地が裂けて 湧き上がる
泉を浴びて よみがえる神 湯いずる国 湯源郷 ♪
歌詞に歌われているのは、すべて温泉の発見伝説です。
みなさんは、どこの温泉だか分かりますか?
Posted by 小暮 淳 at 23:01│Comments(2)
│ライブ・イベント
この記事へのコメント
こんにちは、小暮師匠
どんな曲調になるのか、楽しみです。
歌詞の温泉地当てクイズ(こういうのにすぐ反応してしまいます)
1番が「自然湧出泉として湯量日本一の温泉地」。
2番が「国民保養温泉地第1号の指定を受けた温泉地」。
3番が「大蛇まつりがある温泉地」だと思います(^^)
某書店の読者推薦文の件ですが、いまだに掲載されていないので、没になってしまったのかも。
そこで、ここに掲載させてください。
『群馬県の温泉地は、北西に向かうほどに強烈な温泉が多い。ところが、椎坂トンネルの向こう側、群馬県の北東部にも、肌にやさしい、ほっとできる温泉が数多くある。
これらの温泉をすべて、入浴して、取材したこの本は、貴重な文化財になる本である。』
どんな曲調になるのか、楽しみです。
歌詞の温泉地当てクイズ(こういうのにすぐ反応してしまいます)
1番が「自然湧出泉として湯量日本一の温泉地」。
2番が「国民保養温泉地第1号の指定を受けた温泉地」。
3番が「大蛇まつりがある温泉地」だと思います(^^)
某書店の読者推薦文の件ですが、いまだに掲載されていないので、没になってしまったのかも。
そこで、ここに掲載させてください。
『群馬県の温泉地は、北西に向かうほどに強烈な温泉が多い。ところが、椎坂トンネルの向こう側、群馬県の北東部にも、肌にやさしい、ほっとできる温泉が数多くある。
これらの温泉をすべて、入浴して、取材したこの本は、貴重な文化財になる本である。』
Posted by ヒロ坊 at 2015年06月26日 09:22
ヒロ坊さんへ
さすがヒロ坊さん!
全問正解です。
で、いつも推薦文を書いていただき、ありがとうございます。
掲示されるのを楽しみに待ってまーす。
さすがヒロ坊さん!
全問正解です。
で、いつも推薦文を書いていただき、ありがとうございます。
掲示されるのを楽しみに待ってまーす。
Posted by 小暮 淳
at 2015年06月26日 19:43
