2015年08月21日
夢の架け橋
昨日は、月に1回の役員会議日でした。
僕は、NPO法人『湯治乃邑(くに)』 の代表理事をしています。
いつもは高崎市街地にある事務所で、昼間に行われるのですが、昨晩は “暑気払い” を兼ねて、駅前の居酒屋で行いました。
生ビールで乾杯をした後、この半年間の活動を振り返りました。
設立は今年の1月。まだ産声を上げたばかりの、赤ちゃん団体です。
でも志だけは熱く、いくつもの案件に着手しています。
その中に、「夢の架け橋事業」 というのがあります。
これも、僕らがかかげる “湯治場再生プロジェクト” の一環です。
夢の架け橋、とは?
浅間隠(あさまかくし)温泉郷(群馬県東吾妻町) には、3つの温泉地があります。
薬師温泉、鳩ノ湯温泉、温川(ぬるがわ)温泉です。
そして、そのすべてが一軒宿です。
温泉郷といっても、源泉の異なる3軒の宿が、温川という清流をはさんで肩を寄せ合うようにたたずんでいます。
どの温泉も約300年の歴史を持つ、古湯です。
かつては、江戸と信州を結ぶ裏街道にある湯治場として栄えていました。
現在、3つの温泉地は同じ集落にあるのに、身近な橋がないため、住民たちはとても不便を強いられています。
そこで我々が、地域住民と手を合わせて、手軽に行き来ができる木の簡易橋を架けることになったのです。
すでに、地主さんの協力のもと、山から木を切り出しました。
いよいよ、“夢の架け橋” の製作です。
「今後とも、よろしくお願いします」
僕ら役員たちは、もう一度、乾杯をして、志を新たにしたのであります。
“夢の架け橋” 支援金は下記から
Posted by 小暮 淳 at 18:39│Comments(0)
│湯治乃邑