2019年10月19日
ジンタに酔う街
今日、「第17回 全国アマチュアちんどん競演会 in 前橋」 が開催され、ゲスト出演してきました。
チンドン好きの友人に誘われて、助っ人でゲスト出演するのは、これで2回目です。
9年前、オリジナル曲の 『GO!GO!温泉パラダイス』(通称、オンパラ) をチンドンのリズムに合わせて歌い、見事! 優秀賞をいただきました。
今回はステージ演奏に加え、午前と午後の2回、中心商店街を演奏しながら練り歩く、パレードにも参加しました。
では、そもそも、なぜ前橋市でチンドンの全国大会が開かれているのでしょうか?
それは昭和25(1950)年に、日本で初めてチンドン屋の大会が前橋で開催されたからです。
次に東京の新橋でチンドンコンクールが行われ、全国的にコンクールがブームとなりました。
昭和30(1955)年には富山でも開催され、現在でも続いています。
前橋では、平成15(2003)年より 「アマチュアちんどん競演会」 として半世紀ぶりに再スタートしました。
午後1時、中央イベント広場のステージにて、開会式が始まりました。
今年の出演チームは18組、持ち時間7分でパフォーマンスを競います。
我々のチームが、トップバッターでした。
僕が出演したのは、茨城県から参加した 「壽ちんどん宣伝社」。
代表が高校の同級生ということで、応援に駆けつけました。
チームの構成は、アコーディオン、ゴロス(中太鼓)、チンドン(鉦と太鼓) とギターの僕です。
まず最初に3人がステージに上がり、1曲披露。
「群馬の温泉といえば、この人です!」
と紹介され、僕がギターを抱えて登場。
そして、全員でオンパラを演奏しながら歌いました。
心地良い拍手の嵐を浴びて、テンションはアゲアゲ!
その勢いで、そのまま路上へ飛び出し、1時間ほど街中を演奏しながら練り歩きました。
チンドンの音が聴こえると、どの店からも人が飛び出して来ます。
2階から手を振ってくれる人もいます。
子どもがいたら、あめ玉を配ったり、アニメソングを演奏します。
パン屋の前では、記念撮影を頼まれ、お礼にと焼き菓子をいただきました。
チンチン、ドンドン、チンチン、ドンドン……
次から次へとステージを終えたチームが、路上パフォーマンスに出てきます。
どこの通りからも聴こえてくるチンドンのリズム。
チンチン、ドンドン、チンチン、ドンドン……
ジンタの響きに、街中が酔いしれていました。
Posted by 小暮 淳 at 19:50│Comments(0)
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