2019年12月22日
のんびり突っ走れ!
ロック界のスーパースター、矢沢永吉さんがインタビューで、こんなことを話してました。
「60歳を過ぎると、人生は真っ二つに分かれる。のんびり生きようとする人と、そのまま突っ走る人。もちろん俺は、後者だけど」
古稀を迎えた現在でも、第一線で活躍する永ちゃんならではの言葉です。
はて、自分は?
と問えば、やはり 「突っ走るしかない」 のであります。
ただし、スーパースターとは事情が違います。
本音を言えば、“のんびり” と生きていたい。
でも現実が、それを許してくれません。
童話 「アリとキリギリス」 になぞれば、僕は完璧にキリギリスです。
若い頃から未来を夢見たことはあっても、将来を考えたことがありませんでした。
カッコつけて言わせてもらえば、「今を夢中に生きる」 の連続でした。
その時々を、おもしろ楽しく過ごすことばかり考えていました。
そして気が付いたら、この年齢になっていました。
だからスーパースターが言うような “60歳” という線引きもありません。
ただ、ひたすらに、今歩いている人生(みち) を、これからも歩き続けるしかないのです。
でも、今までのようには行かなくなっています。
“老い” という壁が立ちはだかっています。
スーパースターは言います。
「耳は遠くなるし、目は見えなくなる。それを楽しんじゃうのよ」
さすが、YAZAWA BIG!
そこで僕は考えました。
2つの生き方のイイトコ取りは、できないものかと?
肉体は、のんびりと。
精神は、突っ走る。
人生100年時代の生き方が、問われています。
Posted by 小暮 淳 at 12:02│Comments(0)
│つれづれ