2022年04月09日
長生きしたけりゃ酒を呑め!
新聞によりますと……
(「テレビ三面記事 ウィークエンダー」 風に)
<広島大と日本医療研究開発機構は7日、清酒酵母に多く含まれる物質 「S―アデノシルホモシステイン」 (SAH) が生物の寿命を延ばすことを発見したと発表した。>
(2022年4月8日付 毎日新聞より)
これは朗報であります!
それも日本酒好きには、願ったり叶ったり、大手を振って酒を浴びる口実にもなりますぞ!
日本酒を呑んで、長生きをしよう!
ていうか、難し過ぎて、何が何だか分かりません。
そもそも 「S―アデノシルホモシステイン」、略して 「SAH」 って何だ?
新聞によりますと……(古い!)
<SAHは生物内に現存する代謝物質で、アミノ酸の一種 「メチオニン」 が細胞内で別物質に変化する反応を活性化させる。>
ますます分からなくなってきました。
なんでも研究チームによれば、このSAHの働きを調べるための実験を行ったとのことです。
<単細胞生物である別の酵母と、多細胞生物である線虫に餌としてSAHを投与したところ、酵母は最大1.6倍に、線虫は同1.3倍に、それぞれ寿命が延びることを確認した。>
線虫? なんじゃ、そりゃ?
しかも、線虫とやらの寿命が延びると、人間の寿命も延びるの?
学のない頭で、自分でも分かるように新聞記事を読み解いてみました。
すると、どうも、生物の寿命を左右するのが、前出の 「メチオニン」 という物質らしいのです。
このメチオニンが体内で減少すると、生物は長生きできるとのことです。
<メチオニンは肉や乳製品などに多く含まれる。>
いわゆる “美味しいモノ” に含まれているのですね。
研究の中心になった広島大教授の水沼正樹氏は、こう言います。
<「カロリー制限は長寿を促進するとされているが、難しいと感じる人も多い。この物質を活用して、食事制限に頼らない長寿命化を模索したい」>
呑兵衛的に解釈すれば、カロリーを気にせずに、美味しいモノをたくさん食べたければ、日本酒を呑みなさい! ということですね。
素晴らしい!
食べて、呑んで、長生きをしよう!
思えば僕の先祖は、みんな吞兵衛で、大往生しています。
“酒は百薬の長” とも言います。
昔の人は、実験なんてするまでもなく、酒の力を知っていたんですね。
これで 「ぐんまの地酒大使」 としても今後、堂々と日本酒を宣伝していけます。
研究チームのみなさん、ありがとうございます。
Posted by 小暮 淳 at 11:52│Comments(0)
│大使通信
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