2022年12月18日
今年の四字熟語
今年も余すところ、残り2週間となりました。
“光陰矢の如し” とはよく言ったもので、長引くコロナ禍であろうとなかろうと、時はめぐっていきます。
みなさんは、どんな一年でしたか?
先日、恒例の日本漢字能力検定協会による、一年の世相を漢字一字で表す 「今年の漢字」 が発表されました。
「戦」 でした。
なんだか、イヤな漢字ですね。
ロシアのウクライナ侵攻、円安・物価高による生活者の苦悩……
でも、サッカーW杯での日本代表の活躍など、スポーツ界は同じ “戦い” でも胸が熱くなる “戦い” を見せてくれました。
僕も長年、このブログで個人的な 「今年の漢字」 を発表してきました。
例えば昨年は、人前で演じることが多かったので 「演」。
一昨年は、コロナ禍で仕事が激減したため 「闘」。
その前の年は、両親と愛犬を亡くしたので 「別」 でした。
さて、今年の漢字は?
と思いあぐねてみたのですが、なかなか漢字一文字が出てきません。
代わりに、パッと頭に浮かんだのが四字熟語でした。
「温泉回帰」
長年ライターとして、さまざまなテーマを追いかけてきました。
もちろん、僕を世に出してくれたテーマが “温泉” だったのですが、近年は “民話” や “伝説” だったり、“地酒” だったり、“紙芝居” なんかにも興味を持つようになりました。
でも今年は、なぜか “温泉一色” だったのです。
僕は現在、群馬テレビ 『ぐんま!トリビア図鑑』 という番組のスーパーバイザー (監修人) をしています。
時々、リポーターの真似事もしていましたが、テーマは民話や伝説ばかりでした。
ところが、今年から新シリーズ 「温泉王国ぐんま」 がスタートしました。
また、高崎市のフリーペーパー 「ちいきしんぶん」 でも、2つの温泉連載が始まりました。
1つは、温泉街とその周辺を散策する 『ぐんま湯の里ハイク』。
もう1つは、以前から連載を続けている 『小暮淳のはつらつ温泉』 というコラムの中で、かつてあったが今は湯に入ることができなくなった温泉を紹介する新シリーズ 「あの湯をもう一度」 がスタートしました。
そして今年は、温泉関連のイベントにも多数参加しました。
県内外から温泉好きが集まる 「群馬温泉サミット」 や温泉ソムリエたちが集まるオフ会などの講師を務めました。
また、県内外で開催された講演会でのテーマも、そのほとんどが温泉でした。
ということで、今年を総括すると、「温泉回帰」 ということになります。
さてさて、来年はどんな年になるのでしょうか?
と、その前に年内には、まだまだ温泉にかかわる仕事が残っています。
最後まで力と手を抜かず、丁寧に仕上げたいと思います。
みなさんにとっての今年は、どんな四字熟語になりますか?
Posted by 小暮 淳 at 11:50│Comments(0)
│つれづれ