2024年11月06日
老化じゃないってさ
ウォ―ン、ウォ―ン、ボォ―、ボォ―、ボォ―
ウォ―ン、ウォ―ン、ボォ―、ボォ―、ボォ―
大きな機械音の中、生まれて初めて、MRI 検査を受けてきました。
一時は回復へ向かったと思われた左ヒザの痛み。
やっぱり素人判断は、いけませんね。
今週になり、痛みが増しただけでなく、左ヒザが右ヒザよりも1.5倍くらいに腫れあがってしまいました。
もちろん、歩行すら困難です。
(これまでの経過は、2024年11月1日 「ジジイの証拠」 参照)
「こりゃダメだ! 腹をくくって専門医を受診するしかない」
と、弱気な自分を鼓舞しながら、意を決して整形外科病院へ行ってきました。
レントゲン撮影、MRI 検査の結果、「変形性膝関節症」 と診断されました。
変形性膝関節症とは、関節に負担がかかり関節軟骨の一部が、すり減ってしまい、動きが悪くなっている状態とのことです。
どうりで、痛いわけです。
「先生、やっぱり老化ですか?」
「いや、小暮さんの場合は違いますね」
「!(ホッ)」
「衝撃を受けた跡があります。事故とかケガとか、心当たりはありませんか?」
「……」
これが、いくら思い返して、心当たりがないのです。
「おかしいですね、打撲の跡もあります」
「はい、それには気づいていました」
膝の側面に青アザがあり、押すと痛かったのは事実です。
「では様子を見ましょう。そこに横になってください。注射をしますから」
えっ、えっ、聞いてないよ~!
ヒザに注射? それもヒザ小僧の皿の下に?
痛いのかな? 痛くないのかな?
なんて戸惑っているうちに、ヒアルロン酸を1本、打たれてしまいました。
「これで痛みは治まりますが、症状が治ったわけではありませんからね。運動等は避けてください」
「分かりました」
「では、また来週来てください。お大事に」
えっ、これで終わりじゃないんだ?
看護師さんの説明によれば、「これから毎週、注射を打ち続ける」 とのこと。
「痛みなどの症状がとれても、決して自分の判断で治療を中止しないこと」 と釘を刺されました。
ところで、症状自体は “老化” ではないと言われたのですが、その原因が、どうしても思い出せません。
もしかして、ヒザは老化してないけど、脳が老化しているっていうことですかね?
あ~、イヤだイヤだ!
「歳は取りたくないよ~」 が口癖だったオフクロの言葉が、よみがえります。
Posted by 小暮 淳 at 11:04│Comments(0)
│つれづれ