2010年04月14日
泡の付く湯
群馬県には、全国でも1%しかないという珍しい泡の出る炭酸泉が、いくつかあります。正確には、炭酸泉は旧泉質名で、現在は二酸化炭素泉といいますが、別名「泡の湯」「ラムネの湯」などとも呼ばれています。ヨーロッパでは「心臓の湯」と言われ、毛細血管を広げて血圧を下げる効果がある温泉として、珍重されています。県内では下仁田温泉が有名です。
二酸化炭素泉以外でも、重曹泉(旧名)と呼ばれる炭酸水素塩泉や一部の硫酸塩泉でも、炭酸ガスを含み、泡が体に付着する温泉はあります。霧積温泉、古川温泉、平治温泉、温川温泉なども、泡が着きましたね。
ところが炭酸ガスは、熱に弱いんです。だから温めると気泡は消えてしまいます(コーラを温めると、炭酸が飛んじゃうでしょう)。だから、基本的に炭酸泉は“ぬるい”です。または“冷たい”。
下仁田温泉の源泉の温度は12℃、冬場はキツイですが、夏の暑い日に源泉風呂に入ってみてください。加温した内風呂よりも、はるかに多くの泡が付着します。
ここからは、ナイショの話。
ですから源泉の温度が高い炭酸泉は、非常に珍しいことになります。でも、これが群馬に存在するんですね。
どこか?というのを教えられないのが残念です。というのも、地元民だけが入れる温泉で、一般には開放していません(建前では)。僕も、場所を明かさないという条件付きで、教えてもらいました。
先日の取材の帰りに、カメラマンのT君へのサプライズとして連れて行きました。
T村のH温泉の源泉湧出地に、小さなプレハブの湯小屋があります。もちろん一切の誘導看板も、小屋に名前もありません。知る人とぞ知る温泉なのです。
入るなりT君は「おおおおおっー!」と雄叫びをあげました。ものの1分も経たずに、全身が泡だらけになったのですから、無理もありません。僕も知る限りでは、県内最強の泡風呂だと思います。
しかも源泉の温度が約42度! 奇跡としか言いようがありません。加温なしに適温で入れて、炭酸ガスが付着する湯は、たぶん県内ではここだけでしょうね。
知っている方は、地元の人たちのために、ナイショにしてあげてくださいね。
二酸化炭素泉以外でも、重曹泉(旧名)と呼ばれる炭酸水素塩泉や一部の硫酸塩泉でも、炭酸ガスを含み、泡が体に付着する温泉はあります。霧積温泉、古川温泉、平治温泉、温川温泉なども、泡が着きましたね。
ところが炭酸ガスは、熱に弱いんです。だから温めると気泡は消えてしまいます(コーラを温めると、炭酸が飛んじゃうでしょう)。だから、基本的に炭酸泉は“ぬるい”です。または“冷たい”。
下仁田温泉の源泉の温度は12℃、冬場はキツイですが、夏の暑い日に源泉風呂に入ってみてください。加温した内風呂よりも、はるかに多くの泡が付着します。
ここからは、ナイショの話。
ですから源泉の温度が高い炭酸泉は、非常に珍しいことになります。でも、これが群馬に存在するんですね。
どこか?というのを教えられないのが残念です。というのも、地元民だけが入れる温泉で、一般には開放していません(建前では)。僕も、場所を明かさないという条件付きで、教えてもらいました。
先日の取材の帰りに、カメラマンのT君へのサプライズとして連れて行きました。
T村のH温泉の源泉湧出地に、小さなプレハブの湯小屋があります。もちろん一切の誘導看板も、小屋に名前もありません。知る人とぞ知る温泉なのです。
入るなりT君は「おおおおおっー!」と雄叫びをあげました。ものの1分も経たずに、全身が泡だらけになったのですから、無理もありません。僕も知る限りでは、県内最強の泡風呂だと思います。
しかも源泉の温度が約42度! 奇跡としか言いようがありません。加温なしに適温で入れて、炭酸ガスが付着する湯は、たぶん県内ではここだけでしょうね。
知っている方は、地元の人たちのために、ナイショにしてあげてくださいね。
Posted by 小暮 淳 at 18:20│Comments(0)
│温泉雑話