2010年06月16日
川古温泉 「浜屋旅館」
1年ぶりに、浜屋旅館に電話をしました。3代目主人の林泉さんは席をはずしていましたが、奥様と話をすることができました。
今回はNHK温泉講座「探訪! ぐんまの源泉一軒宿」の8月講座のお願いです。
この講座は今年の4月に開講したもので、毎月、拙著『ぐんまの源泉一軒宿』の中から温泉を選んで、受講生らとバスでめぐります。参加人数も25名と大所帯のため、あまり小さなお宿だと、食事の用意もできませんし、何より浴室に入り切れません。
セレクトが、なかなか難しいのです。
8月に川古温泉を選んだ理由は、旅館の規模だけではありません。県内でも数少ない“ぬる湯”の宿だからです。
源泉の温度は約40度。加温することもなく、湯に一切の手を加えずに、そのままかけ流しています。「微温浴」とも「持続浴」とも呼ばれる独特な入浴法で、ひたすらぬるい湯に長時間入りつづけます。
僕が以前、泊まったときには、10日間滞在している老人と一緒になりました。リウマチの治療に来ているとのことでしたが、日に8時間も湯につかると言ってました。
熱い湯には覚醒作用がありますが、ぬるい湯は神経を緩和するためリラックス効果があります。ですから昔から、ストレスやノイローゼ、不眠症など、精神の病に効くといわれている入浴方法です。
実際、湯につかっていると副交感神経が刺激され、眠くなってきます。
何かとせわしなく、あわただしい現代にありながり、ここの宿泊客は7割が長期滞在をする湯治客で占められています。
全国でも少なくなってしまった古き良き湯治場風情が、残っているんですね(ただし、混浴です)。
と、いうことで、8月講座の会場として、こころよく引き受けていただきました。
今からとっても、楽しみです。混浴が? いえいえ、博学のご主人から、また温泉のうんちくをたくさん聞けるからですよ。
混浴も、ちょっぴり楽しみですがね(うそです)。うちの講座の平均年齢は、優に60歳を超えて、ま・す・か・ら~!(残念)
今回はNHK温泉講座「探訪! ぐんまの源泉一軒宿」の8月講座のお願いです。
この講座は今年の4月に開講したもので、毎月、拙著『ぐんまの源泉一軒宿』の中から温泉を選んで、受講生らとバスでめぐります。参加人数も25名と大所帯のため、あまり小さなお宿だと、食事の用意もできませんし、何より浴室に入り切れません。
セレクトが、なかなか難しいのです。
8月に川古温泉を選んだ理由は、旅館の規模だけではありません。県内でも数少ない“ぬる湯”の宿だからです。
源泉の温度は約40度。加温することもなく、湯に一切の手を加えずに、そのままかけ流しています。「微温浴」とも「持続浴」とも呼ばれる独特な入浴法で、ひたすらぬるい湯に長時間入りつづけます。
僕が以前、泊まったときには、10日間滞在している老人と一緒になりました。リウマチの治療に来ているとのことでしたが、日に8時間も湯につかると言ってました。
熱い湯には覚醒作用がありますが、ぬるい湯は神経を緩和するためリラックス効果があります。ですから昔から、ストレスやノイローゼ、不眠症など、精神の病に効くといわれている入浴方法です。
実際、湯につかっていると副交感神経が刺激され、眠くなってきます。
何かとせわしなく、あわただしい現代にありながり、ここの宿泊客は7割が長期滞在をする湯治客で占められています。
全国でも少なくなってしまった古き良き湯治場風情が、残っているんですね(ただし、混浴です)。
と、いうことで、8月講座の会場として、こころよく引き受けていただきました。
今からとっても、楽しみです。混浴が? いえいえ、博学のご主人から、また温泉のうんちくをたくさん聞けるからですよ。
混浴も、ちょっぴり楽しみですがね(うそです)。うちの講座の平均年齢は、優に60歳を超えて、ま・す・か・ら~!(残念)
Posted by 小暮 淳 at 11:23│Comments(0)
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