2011年01月19日
猪ノ田温泉 「久惠屋旅館」④
今日は午後より、藤岡市の猪ノ田(いのだ)温泉「久惠屋旅館」へ行って来ました。
新聞連載の取材です。
藤岡市といっても、下日野猪ノ田は深い森の中。
夏場に行くと良く分かるのですが、標高はさほど高くないのに、県道から離れた途端に、ひんやりと空気が変わります。
小さな小さな渓流、猪ノ田川のほとりに、ポツンとたたずむ一軒宿。
ご主人の深澤宣恵(のぶやす)さんとは、出会ってから、かれこれ6~7年の付き合いになります。
初めての晩に、泊まって、飲んで、温泉復活までの熱い熱い孤軍奮闘話を聞きました。
あれから、いったい、何回訪ねたことでしよう。
新聞や雑誌、出版の取材で、たびたびお世話になっていますが、最後に伺ったのは昨年の春でした。
NHK文化センターの温泉講座で、お邪魔して以来です。
「あれから、うちを気に入ってくれて、何度も来てくださっている生徒さんがいるんですよ」
と、女将の信子さん。
その生徒さんは、Oさんです。
「先生、先生! また猪ノ田温泉、行ってきちゃった~」
と、講座のたびにOさんは、僕に報告しますから。
彼女は、よっぽど猪ノ田の湯を気に入ったようです。
嬉しいですね。
講座を続けている甲斐があります。
温泉は、何のために巡るのか?
それは、自分に合ったお湯を見つけるため。
僕は、そう講座で話しています。
「そうそう、Oさんです。来るたびに源泉と石鹸を買って行かれるんですよ」
久惠屋旅館では、女将の発案で、ペットボトル入りの源泉と、源泉で作った石鹸を販売しています。
昔から、ここの湯は、皮膚病やアトピー性皮膚炎に効くと言われているため、源泉を求める人が多かったのです。
「皮膚病はもちろんですが、何よりもヤケドに抜群に効くんですよ。この間も、ゴマを炒っていてね、ヤケドしちゃったんですけど、すぐ風呂場へ走って行って湯に手をつけたら、ほーら、何の痕も残らないんでよ。うちの湯ながら、凄い湯だなって、改めて感心してしまいました(笑)」
いいですね、女将さんが明るいって。
それだけで、癒やされますもの。
かたわらで若女将の久美子さんが、微笑んでいます。
僕は、今日、初めてお会いしました。
昨年から、宿を手伝うようになったんだそうです。
若くて、お綺麗な人です。
「良かったですね、2代目女将ができて」と僕。
「まだ、見よう見まねで、お義母さんに教えてもらいながらやっています」と若女将。
温泉旅館には、湯を守る主人と、その湯守(ゆもり)の女房がいます。
今度の連載では、そんな湯守の女房(女将)たちを追いかけてみようと思います。
新聞連載の取材です。
藤岡市といっても、下日野猪ノ田は深い森の中。
夏場に行くと良く分かるのですが、標高はさほど高くないのに、県道から離れた途端に、ひんやりと空気が変わります。
小さな小さな渓流、猪ノ田川のほとりに、ポツンとたたずむ一軒宿。
ご主人の深澤宣恵(のぶやす)さんとは、出会ってから、かれこれ6~7年の付き合いになります。
初めての晩に、泊まって、飲んで、温泉復活までの熱い熱い孤軍奮闘話を聞きました。
あれから、いったい、何回訪ねたことでしよう。
新聞や雑誌、出版の取材で、たびたびお世話になっていますが、最後に伺ったのは昨年の春でした。
NHK文化センターの温泉講座で、お邪魔して以来です。
「あれから、うちを気に入ってくれて、何度も来てくださっている生徒さんがいるんですよ」
と、女将の信子さん。
その生徒さんは、Oさんです。
「先生、先生! また猪ノ田温泉、行ってきちゃった~」
と、講座のたびにOさんは、僕に報告しますから。
彼女は、よっぽど猪ノ田の湯を気に入ったようです。
嬉しいですね。
講座を続けている甲斐があります。
温泉は、何のために巡るのか?
それは、自分に合ったお湯を見つけるため。
僕は、そう講座で話しています。
「そうそう、Oさんです。来るたびに源泉と石鹸を買って行かれるんですよ」
久惠屋旅館では、女将の発案で、ペットボトル入りの源泉と、源泉で作った石鹸を販売しています。
昔から、ここの湯は、皮膚病やアトピー性皮膚炎に効くと言われているため、源泉を求める人が多かったのです。
「皮膚病はもちろんですが、何よりもヤケドに抜群に効くんですよ。この間も、ゴマを炒っていてね、ヤケドしちゃったんですけど、すぐ風呂場へ走って行って湯に手をつけたら、ほーら、何の痕も残らないんでよ。うちの湯ながら、凄い湯だなって、改めて感心してしまいました(笑)」
いいですね、女将さんが明るいって。
それだけで、癒やされますもの。
かたわらで若女将の久美子さんが、微笑んでいます。
僕は、今日、初めてお会いしました。
昨年から、宿を手伝うようになったんだそうです。
若くて、お綺麗な人です。
「良かったですね、2代目女将ができて」と僕。
「まだ、見よう見まねで、お義母さんに教えてもらいながらやっています」と若女将。
温泉旅館には、湯を守る主人と、その湯守(ゆもり)の女房がいます。
今度の連載では、そんな湯守の女房(女将)たちを追いかけてみようと思います。
Posted by 小暮 淳 at 21:39│Comments(3)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
私は、本を買うとまず、『まえがき』『あとがき』を読んで、中身を読み始める癖があります。
師匠の生い立ち、子育て、師匠が、なぜ軽ーく生きられるのか、この一冊に答えがあるような… 続きは読んでみます。
相方は、酒豪です。しかし里山、果ては山奥まで、歩く人です。
肝臓は、問題ないらしいです。(????)軽ーく生きてます。
歩き方の問題?
師匠の生い立ち、子育て、師匠が、なぜ軽ーく生きられるのか、この一冊に答えがあるような… 続きは読んでみます。
相方は、酒豪です。しかし里山、果ては山奥まで、歩く人です。
肝臓は、問題ないらしいです。(????)軽ーく生きてます。
歩き方の問題?
Posted by ぴー at 2011年01月20日 11:15
昼休みに コンビニへ
( ̄ー ̄) ニャリ
買ってきました
土曜日 まるほんに行くのでゴロゴロしながら 読みます。
( ̄ー ̄) ニャリ
買ってきました
土曜日 まるほんに行くのでゴロゴロしながら 読みます。
Posted by momotaka at 2011年01月20日 12:54
ひぴーさん momotakaさんへ
さっそくのお買い上げ、ありがとうございます。
いつか、お会いしたときに、サインをお入れしますね。
さっそくのお買い上げ、ありがとうございます。
いつか、お会いしたときに、サインをお入れしますね。
Posted by 小暮 at 2011年01月21日 02:30