2011年04月09日
お熱いのがお好き?
震災後、掲載が見合わされていた朝日新聞の連載 『湯守の女房』 が、今週水曜日から再開しました。
第4話は、大胡温泉の三山センターでした。
掲載翌日、女将さんに電話で起こされました。
「いい記事を書いてくださって、ありがとうございます。おかげさまで昨日は、朝から“新聞読んで来た”というお客さんが、大勢来ましたよ」とのお礼電話でした。
僕が記事を雑誌等に書くと、女将さんは必ず、反響の報告とお礼の電話をくれるのですが、いっつも朝の早い時間なのです。ま、8時頃ですから一般の人なら起きている時間なのでしょうが、なにせ僕は夜型人間ですからね。その時刻はまだ、白河夜船の最中なのです。
でも、うれしいじゃ、ありませんか。
今は自粛、自粛で、どこの温泉地も閑古鳥が鳴いている時期です。
少しでもお役に立てたことは、ライター冥利につくというものです。
で、女将さんから電話をもらった日、朝日新聞の担当記者のワタちゃんからメールが来ました。
「今日、大胡温泉に行って、ひと風呂浴びて来ました」という内容でした。
メールによると、新聞記事が載ったら途端に一見の客がたくさん来るようになって、なかには“湯が熱い!”という苦情を言う客がいたらしく、「今日は、ぬるめの湯でした」とのこと。
なんだか、女将さんらしいですね。
きっと常連さんは、熱湯好きが多かったから熱めにしていたのでしょうが、たくさん客が来たものだから、つい迎合してしまったんですね。
でも、きっとすぐにまた、あのアツーイ常連好みの湯にもどることでしょう。
ワタちゃんも「あの熱い湯がいいんだよな。いかにもリウマチに効きそうでさ」って、言ってましたから。
世の中には、ワタちゃんのような熱湯好きという方が、結構いるんですね。
僕は、ニガテなんです。長湯ができないので。
でも大胡温泉は僕でも、あのくらい熱いのが丁度いいって思えるんですから、泉質と温度の程度にもよるんでしょうな。
熱い湯といえば、県内にもキョーレツに熱い湯が、いくつかあります。
加水も加温もせずに、ジャンジャンかけ流している上等な温泉に多いのですが、湯舟に沈むのが苦行のような温泉です。
ふつう旅館では、お客からの苦情を避けるため、源泉の温度が高い場合は加水や熱交換式により、浴槽の温度は適温に調節してあります。
が、手ごわいのは外湯(共同湯)です。それも無人で無料の外湯は、湯がほったらかしですから、熱い場合が多いので注意が必要です。
では、僕が浴槽に入れなかった高温温泉の県内外湯ベスト3を紹介します。
①湯宿温泉 「窪湯」
②草津温泉 「地蔵の湯」
③四万温泉 「上の湯」
どこも源泉の温度が50~60℃と高温ですから、ヤケドに気をつけてくださいね。
それから高血圧症の人は、熱い湯の長湯は避けてくださいね。
それでも入ってみたい人は、ぜひ挑戦してみてください。
Posted by 小暮 淳 at 18:47│Comments(2)
│温泉雑話
この記事へのコメント
(;^ω^) あぁ 確かに
マイ湯揉み板が必要です
自分的には 川古温泉位がベストですね
昨日は またお葉書が 届き Σ( ω・`ノ )
栃尾又温泉から
一人様無料……(’_’) 勿論二名以上ですが
今までで 最強のプランかも
マイ湯揉み板が必要です
自分的には 川古温泉位がベストですね
昨日は またお葉書が 届き Σ( ω・`ノ )
栃尾又温泉から
一人様無料……(’_’) 勿論二名以上ですが
今までで 最強のプランかも
Posted by momotaka at 2011年04月11日 12:44
momotakaさんへ
栃尾又温泉ですか…「人肌の湯」ですね。
一度、行ってみたいですなぁ。
栃尾又温泉ですか…「人肌の湯」ですね。
一度、行ってみたいですなぁ。
Posted by 小暮 at 2011年04月11日 15:05