2011年12月07日
猿ヶ京温泉 料理旅館 「樋口」
ここにきて、とっても猿ヶ京温泉づいています。
昨日も昼から猿ヶ京温泉の “湯の町”地区(国道17号より上のエリア) に入って、黙々と取材活動を続けてまいりました。
昨晩は、料理旅館「樋口」 のご厚意により、泊めていただきました。
いゃあ~、懐かしいですなぁ。
8年ぶりの宿泊であります。
当時、僕は群馬県から依頼を受けて、男女共同参画グループが発行する雑誌の取材記事を担当していたのですよ。
で、打ち上げだか、暑気払いだか忘れましたが、夏にカメラマンなど制作スタッフたちと 「樋口」 に泊まったことがありました。
「確か、男性4名で泊まられましたよね」
と、女将の樋口桂子さんは、しっかり僕のことを覚えていてくださいました。
嬉しいですね。
ここの女将は、“美人女将” としてつとに知られ、テレビや雑誌などでも、たびたび登場している有名人であります。
もちろん僕も、その美貌にメロメロなのでありますが、僕には、もう1つの楽しみがあったのです。
8年前に味わってから昨日まで、ずーーっと 「また、やりた~い! また、やりた~い!」 と駄々っ子のように心の中で叫び続けていた至福の時間です。
それは、湯上がりの生ビール!
なーんだ、普通じゃないかって?
とーんでもない!
これが、ふつうの湯上がりビールではないんですよ。
「樋口」 に行けば分かりますって!
浴室から上がると、そこは赤谷湖を一望に見下ろすロビーなんです。
ここのソファーに腰を下ろして、夕日に暮れる湖を眺めながらの生ビールの、美味いことったらありゃしませんよ!
これを昨日、8年ぶりに味わいました。
実は、まだ楽しみがあります。
ここは、料理旅館ですからね。
ご主人の樋口博計(ひろかず)さんが作り出す創作和食料理の美味も、ちゃーんと僕の舌は8年間忘れずに覚えていましたよ。
昨晩も、「たくみの里」で作られているカマンベールを使ったサラダの前菜から始まり、あかざ海老のお造り、赤城高原野菜の鍋物と、箸を置くのを忘れてしまいそうなラインナップであります。
なかでも、上州麦豚の角煮は、8年前と同じ味で、涙がチョチョ切れそうになっちゃいました。
突然、襖(ふすま)が開いて、ご主人の登場です!
手にしたお盆には、冷酒のビンが何本も載っています。
「大盃が、お好きと聞いたものですから……」
と、見れば群馬県最古の酒蔵、牧野酒造(旧倉渕村・現高崎市) の 「大盃」 ではありませんか! ! !
いやいやいや、僕の大好物ですよ。
まー、ビックリするくらいスイスイーッと、ノドの奥へ染み込んでいきます。
あれよあれよのうちに、冷酒の小瓶が次々と空いていきます。
その様子を見ていたご主人が、
「どうです、これから外へ飲みに出ませんか?」
と僕を誘惑します。
“気をつけよう 暗い夜道と のん兵衛の誘い”
なーんて、気をつけるもんですか!
「行きます!行きます!」
と2つ返事で、寒風の中、近くの飲み屋まで出かけて行きましたとさ。
なーんだ、ご主人も相当なのん兵衛ですぞ。
のん兵衛が、のん兵衛の飲んでいる姿を見ていたら、自分も飲みたくなって、誘い出したんですな。
ま、確かに、自分の旅館では飲みづらいですものね。
いや?
美人女将が、怖いのかもしれませんね。
ご主人、また、あの店でやりましょう!
Posted by 小暮 淳 at 22:03│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
猿ケ京温泉 歴史的に重要な土地で ロマンが溢れてます
どの宿も 料理に力を入れている様子で…都市部向けの 温泉地に向かっているようですが
テレビ番組で 鬼ごっこの舞台に使われた事もあり 完全に 違うイメージで 定着してます
まんてん星の湯より 憩いの湯がいい〜〜♪
どの宿も 料理に力を入れている様子で…都市部向けの 温泉地に向かっているようですが
テレビ番組で 鬼ごっこの舞台に使われた事もあり 完全に 違うイメージで 定着してます
まんてん星の湯より 憩いの湯がいい〜〜♪
Posted by momotaka at 2011年12月08日 12:44
momotakaさんへ
まだ、どちらの湯も入ってないのですよ。
近いうちに、湯くらべをしてきます。
まだ、どちらの湯も入ってないのですよ。
近いうちに、湯くらべをしてきます。
Posted by 小暮 淳
at 2011年12月08日 21:34
