2011年12月20日
八塩温泉 「神水館」②
今日は、今年度最後の温泉講座日でした。
ファイナルを飾ったのは、八塩温泉です。
なぜ、八塩温泉なの?
はーい、近くにある桜山公園の天然記念物 「冬桜」 が、身ごろだからです。
ふだんは、あまり歩かない講座ですが、今日は受講生のみなさん、たいへん良く歩きました。
寒風吹き抜ける桜山山頂からは、武甲山など埼玉県側の眺望を堪能!
遠く、茨城県の筑波山までもが、きれーいに 見えましたよ。
雲ひとつない、紺碧の空・・・
「しんどかったけど、来て良かった~!」
と言ってもらえると、講師としても嬉しいものです。
(年配の方が多い講座なので、心配だったのです)
冷えた体を温めるには、温泉が一番!
バスは、桜山の外周をぐるりと回って、一路、「神水館」へ。
僕が 「神水館」 を訪ねるのは、1年半以上ぶりです。
昨年の秋に出版した 『群馬の小さな温泉』 の取材で泊めていただき、5代目主人の貫井昭彦さんに大変お世話になりました。
ぜひ、今日は、その時のお礼を言いたかったのですが、残念ながら仕事で不在でした。
でも、その代わり、女将さんと先代の主人、大女将が出迎えてくださいました。
まあ、バスの中でも、受講生たちには、ちゃんと注意をしておいたんですけどね。
ここの宿には、温浴用と冷浴用の2つの風呂があるということを。
温浴用は、源泉を加水・加温したもの。
そして、冷浴用は、源泉がそのまま、かけ流されています。
なんと、源泉の温度は約15℃!
ここ八塩には、昔から 「塩の湯口八ヶ所」 と呼ばれ、8つの塩泉が湧いていました。
それゆえ、物資不足の戦時中には、この塩泉から食塩を精製したこともあったといいます。
「神水館」 にも、敷地内に自家源泉が湧いています。
塩分濃度が非常に高く、200万年以上前に地中に閉じ込められた海水が、現在も湧き出しているのだといわれています。
で、この冷たい源泉風呂と温めた温浴用風呂を交互に入るのが、昔から効能を高める正しい入浴法とされています。
でも……
つ、つ、つ、つめたーーーーい!
真夏ならいざしらず、今は冬ですぞっ。
だから、受講生たちには 「自分の体と相談して、無理をして入らないように」 と言っておいたのですよ。
でも、なんだか、雰囲気が怪しいんです。
<ねえねえ、先生が見本を見せてくれないと、我々が入れないじゃありませんか~>
という、視線。
えっ?
冗談でしょう?
バスの中で、ちゃんと言ったよね?
「無理はするな」って・・・
・ ・ ・ ・ ・ ・
みんなの視線が気になります。
「わかった、わかったよ! 見本ね? 見せて差し上げましょう。これが正しい入浴法だという立派な見本を!」
と、いうことで、講師として、正しい入浴法の見本を見せることになってしまったのであります。
そろーり、左足。
「うひゃ~」
そろーり、右足。
「ううーーっ」
腰まで浸かって、深呼吸。
「がんばれ、せんせー!」
と声援が飛ぶ。
「おお、任せておけ。もうヘソまで沈んだ。残るは、心臓附近を通過するだけぜよ」
エエエーーイ!(気合)
拍手、拍手、拍手の嵐が吹き荒れる。
これで、なんとか講師の面子は保たれたのである。
が、それを見ていた僕なんかより年齢が先輩の受講生ら4、5人が、次から次へと飛び込んだ。
さすが、“亀の甲より年の功” “一日の長” であります。
鍛え抜かれた肌の皮の厚みが、違う!
源泉風呂から温浴風呂へ入ると、、今度は全身がピリピリ、チクチクと騒ぎ出し、カッカカッカと熱くなってきた。
そして湯上がりは、いつまで経ってもポカポカと体がほてっていましたとさ。
めでたし、めでたし。
※冷鉱泉の源泉風呂に入るときは、充分体調に気をつけて、決して無茶はやめましょう。
(温泉の入浴にプライドは必要ありません)
Posted by 小暮 淳 at 21:00│Comments(2)
│温泉地・旅館
この記事へのコメント
今年最後の温泉講座・・・とってもとてもたのしかったです。源泉15℃は冷たくって足先だけでおしまい。源泉水のお湯のお味は塩っぽかったです。源泉水で炊いたご飯に湯豆腐もおいしかったです。七福神めぐりもおもしろかったです。おしまいの温泉讃歌素適でした。毎回みんなで歌いたいです。来年もよろしく。先生お元気でよいお年を!!!
Posted by しをりちゃん at 2011年12月22日 11:01
しをりちゃんへ
1年間お世話様でした。
来年も新講座で、元気にお会いしましょう!
良いお年をお迎えください。
1年間お世話様でした。
来年も新講座で、元気にお会いしましょう!
良いお年をお迎えください。
Posted by 小暮 at 2011年12月22日 15:39
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