2012年06月18日
ブロガーの特権
先日、知人の男性から、
「小暮さんの名前を利用させていただいています。いや~、効力がありますねぇ!」
なんて意味不明のことを言われました。
何のことかと訊ねると・・・
以前僕から、「○○温泉の××旅館は湯が良いから、一度行くといいよ」 と言われたので、さっそく行ったのだといいます。
ところが、その日は、旅館の都合で日帰り入浴は受け入れていませんでした。
玄関先で宿の主人に断られた彼は、
「残念だなぁ……、せっかく小暮さんの紹介で来たんだけど……」
と、言ったそうです。
そしたら!
「えっ、小暮さんのご紹介でしたか。どうぞ、どうぞ」
と、特別に入浴を許可してもらったといいます。
「いやあ、これからも小暮さんの名前は使わせていただきますよ」
と嬉しそうに話してくれました。
それはそれは良かったですね。
せっかく行ったのに無駄足にならなくて。
実は、それに近い話は以前からありました。
僕の紹介だと言って予約して泊まったらサービスをしてもらったとかね。
でも、それらは友人や知人の話です。
実際に僕が紹介した宿ですから、なんら問題はありません。
ところが!
最近、僕の “読者” と名乗る人たちが増えているようです。
「小暮さんの読者だという人が、よく見えますよ」 とか、
「ブログにうちのことを書いてくださったんですってね。読んだ人が来てくださいました」 とか・・・。
中には、モノは言いようで、
「小暮さんの (ブログに) 紹介 (されていたの) で来ました」と、
( ) の部分を省略してしまう人がいるようです。
「いつかさ、小暮さんの知り合いの人が来たよ」
と某温泉旅館のご主人。
どうも話しを聞くと、知り合いではなく、ブログの読者だったようです。
「でも、嬉しいじゃないの。こうやって来てくれるんだからさ。小暮さんの読者は、みんな知り合いだよ」
と言って、みやげまで持たせてあげたようです。
でも、これでいいんですよね。
温泉好きの “わ” が広がっているんですから。
このブログを読んでいる温泉好きのブロガーのみなさん!
ジャンジャン、県内の温泉に出かけてくださいね。
もちろん、「小暮さんの (ブログに) 紹介 (されていたの) で来ました」 と言っていただいてかまいませんよ。
それが、このブログを読んでいるブロガーの特権ですから!
Posted by 小暮 淳 at 21:08│Comments(0)
│温泉雑話