2012年08月09日
えっ、バンジーですか?
僕はフリーランスで仕事をしていますが、一応、便宜上の屋号があります。
「スタジオJ」 といいます。
もちろん従業員は、僕1人しかいませんから、事業所の住所も自宅です。
職業は、「著述業」 です。
でも、名刺には一般の人に分かりやすく 「ライター」 と書かれています。
「スタジオJ」 の取り扱い営業種目は、大きく分けて2つあります。
執筆作業を請け負う 「ライター部」 と、講演やセミナー、ライブなどの広報活動を行う 「イベント部」 です。
「ライター部」 には、一般取材をこなす 「フリーライター課」 と温泉関係の取材・執筆を専門に行う 「温泉ライター課」 に分かれています。
これらの肩書きを使い分けると面倒くさいので、最近は、一番需要の多い 「温泉ライター」 を名乗ることが多くなってきました。
で、今日は県からの取材依頼があり、久しぶりに 「ライター部フリーライター課」 としての仕事に出かけてきました。
それも、水上温泉です。
でも、温泉ではありません。
昨年から、何十回と取材に来ていますが、温泉以外の取材で行くのは初めてのことです。
そ・れ・も・・・・・・
バ、バ、バンジージャンプだ~~~!!!!!!!
おいおい、勘弁してくださいよ。
僕が、この世で一番怖いものが、“高所” なのであります。
ハシゴだって、3段しか上れないんですからね(自慢じゃありませんが…)。
えっ? 飛ばなくていいの?
いえいえ、それでもダメです!
いつなんどき、相手の気が変わって、「やっぱり飛んでみなくては、いい記事が書けないでょう!」 とかなんとか言っちゃって、無理矢理にバンジー(ゴムなわ) を装着されて、ポーンと肩を叩かれて、谷底へ放り込まれないとも限りませんって・・・
えっ、そんなことは絶対にないって?
本当に、代表者から話を聞くだけなのね!
と、いうことで、カメラマンと利根川上流の諏訪峡に架かる「諏訪峡大橋」の上へ。
ここは、日本で唯一のブリッジバンジージャンプ場なのであります。
川面からの高さは、な、な、なんと42メートル!
こんなところから、ロープ1本で飛び降りる人の気持ちが知れませんって!
ビルの14階から飛び降り自殺をするようなものだ!
いったい、1年に何人くらいの人が利用するのかねぇ?
そんな命知らずの変人がいるのなら、顔を見てみたいものだよ~!
と、橋の中央の飛び込み台まで、行って見ると・・・・
ぐぅ、え~~~っ!!!!
人、人、人、人人人人人・・・・であります!
平日の午前中から、なんですか、この人の群れは?
「ハイ、今ハ、夏休ミナノデ、若イ人タチガ、イッパイデス。今日ハ、50人ガ飛ビマス」
と、「バンジージャパン」 の創設者でジャンプマスターのチャールズ・オドリンさん。
えっ? ご、ご、50人ですか~!
それも、今日1日でぇ~~!
ああ、恐ろしや。
次々と目の前の川底をめがけて飛び込んで行く若者たちを見ているだけで、僕は、もう、めまいがしてきましたよ。
それも、飛び込みながら、手を振ったり、Vサインをしています!
なんという、恐ろしいことを!
でも、これで、僕がルポとして、バンジージャンプを飛ばなくて済みそうです。
「デハ、取材ハ、アチラノ事務所デ……」
チャールズさんが、神様に見えてきました。
Posted by 小暮 淳 at 20:52│Comments(4)
│取材百景
この記事へのコメント
みなかみのバンジー本当に怖そうですね。私も高い場所苦手です。ところで小暮さん、温泉ライターですよね?温泉ルポライターとは職種がちがうのですか?
Posted by 草津っ娘? at 2012年08月09日 23:28
草津っ娘?さんへ
ライターとは、「書く人」です。
ルポとは、「現場取材」です。
ルポライターは、現場を取材して書く人のことです。
ライターとは、「書く人」です。
ルポとは、「現場取材」です。
ルポライターは、現場を取材して書く人のことです。
Posted by 小暮 at 2012年08月10日 20:02
私も諏訪峡でバンジーを見学してきたことがあります。
足がすくむような高い場所!
実は主人も高所恐怖症。
まだ結婚前に遊園地へ行った時の事、
普段は何事も恐れるものは、なしの奴が
高所の乗り物に乗った時の震えようと言ったら…(笑)
普段の偉そうな態度と対照的で、彼の弱点を知りました。
現在、我が社の従業員さん、私と同じ年。
好奇心旺盛な彼は、水上にて
今の場所に移る前のもっと怖い場所から、半日待ちで
バンジーを飛んだことがあるそうです。
怖いけど、快感だそうです。
理解できませんが。
足がすくむような高い場所!
実は主人も高所恐怖症。
まだ結婚前に遊園地へ行った時の事、
普段は何事も恐れるものは、なしの奴が
高所の乗り物に乗った時の震えようと言ったら…(笑)
普段の偉そうな態度と対照的で、彼の弱点を知りました。
現在、我が社の従業員さん、私と同じ年。
好奇心旺盛な彼は、水上にて
今の場所に移る前のもっと怖い場所から、半日待ちで
バンジーを飛んだことがあるそうです。
怖いけど、快感だそうです。
理解できませんが。
Posted by 繭りん at 2012年08月11日 08:34
繭りんさんへ
僕もご主人と同じ、極度の高所恐怖症です。
登山していても、ハシゴやクサリ場があると、足がすくんで前へ進めません(何度か、あきらめて引き返したこともあります)。
お金を払ってまで、飛び降り自殺のマネをする人の気がしれませんね。
僕もご主人と同じ、極度の高所恐怖症です。
登山していても、ハシゴやクサリ場があると、足がすくんで前へ進めません(何度か、あきらめて引き返したこともあります)。
お金を払ってまで、飛び降り自殺のマネをする人の気がしれませんね。
Posted by 小暮 at 2012年08月11日 19:47