2012年11月23日
群馬の外湯めぐり
古湯(ことう) と呼ばれる歴史ある温泉地には、必ずといっていいほど外湯(共同湯) があります。
言っておきますが、有料の日帰り入浴施設のことではありませんよ。
あれは、観光客相手の “商売” です。
僕がここで言う外湯とは、何百年という温泉地の歴史の中で、地元の人たちが守り継いでいる共同湯のことです。
ですから基本、無人で無料です。
では、本当にタダなのかといえば、外湯を維持するために組合が作られていて、組合費が払われています。
よって、地元の人たちが負担しているわけです。
いわゆる、よそからたまに来て、湯に入っている僕たちは、地元の人たちのお風呂を借りている状態なのであります。
この辺のところを、きちっと承知した上で、外湯は利用したいものです。
なかには、無人でも 「善意の箱」 と呼ばれる募金箱が置かれている外湯もありますので、この場合は、地元の人たちへの感謝の気持ちを込めて維持管理費を入れてくださいね。
群馬県内にも、草津温泉をはじめ、外湯を持つ古い温泉地がいくつかあります。
と、いうことで、次回の 「ニュースジャスト6」(群馬テレビ) では、『群馬の外湯めぐり~今も残る湯治場風情~』 と題して、群馬県内の外湯事情についてお話をします。
お時間のある方は、ぜひ、ご覧ください。
●放送局 群馬テレビ(地デジ3ch)
●番組名 「ニュースジャスト6」
NJウォッチのコーナー
●放送日 (月)~(金) 18:00~18:45
●出演日 11月26日(月)
●テーマ 群馬の外湯めぐり
~今も残る湯治場風情~
Posted by 小暮 淳 at 18:31│Comments(2)
│温泉雑話
この記事へのコメント
温泉の研究するなかで、外湯のことを知るのが大切と思ってます。
例のごとく見過ごさないよう夕方televisionの前にstandbyしたいと思います。
例のごとく見過ごさないよう夕方televisionの前にstandbyしたいと思います。
Posted by ぴー at 2012年11月26日 10:34
ぴーさんへ
いつもありがとうございます。
実は、外湯にもいろいろありまして。
温泉街の路地裏なんかには一般には公開されていない、地元民しか使用できない “秘密の外湯” なんてのも存在します。
これを見つけるのが楽しみなんですね。
いつもありがとうございます。
実は、外湯にもいろいろありまして。
温泉街の路地裏なんかには一般には公開されていない、地元民しか使用できない “秘密の外湯” なんてのも存在します。
これを見つけるのが楽しみなんですね。
Posted by 小暮 at 2012年11月26日 21:06