2014年01月02日
お正月には何をする?
♪ もういくつ寝ると お正月
お正月には 凧(たこ) 揚げて
独楽(こま) を回して 遊びましょ
早く来い来い お正月
もういくつ寝ると お正月
お正月には 毬(まり) ついて
追い羽根ついて 遊びましょ
早く来い来い お正月 ♪
お正月、なんですねぇ~!
勝手に口ずさんでいましもの。
童謡 『お正月』 を・・・
でも、なんだか、シックリきません。
懐かしくは思えるんですけど、かなり時代錯誤した歌詞です。
いまどき、正月に凧を揚げていたり、独楽を回している子どもなんて、見かけませんもの。
2番の歌詞のように、毬や羽子板をついている女の子だって、見かけません。
いったい、いつ頃から、歌詞と現実が乖離(かいり) してしまったんでしょうね?
20年前、すでに僕の子どもたちは、独楽遊びも羽根つきもしていませんでした。
トランプやカルタは、やった記憶がありますが・・・
で、40年以上前になりますが、僕の子どもの頃は、どうだったかというと・・・
はい、やっていました!
駄菓子屋で買った既成の凧に、新聞紙や広告を短冊に切ってつなげた “足” を付けて、電線のない田んぼで揚げたものです。
独楽は、木製の独楽もやりましたが、もっぱら僕たちは 「ベーゴマ」 でしたね。
もちろん、ビー玉もメンコも、町外へ遠征しながら、バリバリに他校の児童と試合を挑んでいましたよ。
て、いうことは、昭和40年代から60年代の約20年間に、お正月の遊びが消えてしまったことになります。
ゆえに、高度経済成長の中、人々の暮らしが豊かになるに連れて、子どもたちの遊びも変っていったということです。
そう! 「お正月」 の歌詞の中の遊びは、すべてアウトドアなんですね。
寒風の中、鼻水をたらしながら凧を揚げていた男の子。
ほっぺを真っ赤にして、毬をついていた女の子。
すべては、古き良き昭和の思い出となってしまいました。
♪ もういくつ寝ると お正月
お正月には、餅(もち) 食って
喉(のど) につかえて 死んじゃった
早く来い来い 霊柩車(れいきゅうしゃ) ♪
なーんていう、替え歌を歌っていたことも、懐かしく思い出しました。
Posted by 小暮 淳 at 21:23│Comments(0)
│つれづれ