2014年11月05日
老神温泉 「亀鶴旅館」②
昨日は午後から片品村の花咲(はなさく)温泉に入って取材、夕方から沼田市の老神(おいがみ)温泉に移動して、カメラマンのS君と合流しました。
来夏に出版予定の本のグラビア撮影です。
紅葉に映える夕刻の露天風呂や、ライトアップされた渓谷美を撮影しました。
その後、昨晩は女将さんのご厚意により、老神温泉の 「亀鶴(きかく)旅館」 に泊めていただきました。
そう! 以前にも書きましたが、タレントの鈴木奈々似のアイドル系美人女将のいる宿です。
※(女将については、当ブログの2014年9月1日 「老神温泉 亀鶴旅館」 を参照)
そして、サプライズは、夕食時に起こりました。
風呂に入り、浴衣に着替え、僕とS君、そして担当ディレクターのK氏の3人は、料理が並んだテーブルの前に着きました。
当然、湯上がりは、まず乾杯です。
「女将さん、ビールをお願いします」
と、言ったときです。
「小暮さんの読者という方から、ビールとお酒の差し入れが届いています。今、お持ちしますね」
「????」
呆気にとられる2人。
「えーーーっ、本当だったんだ!」
と驚愕する僕。
実は先月、上牧温泉(みなかみ町) で開催されたイベントのフィナーレで、僕が 「温泉考座」 と題して講演をしたのであります。
そのとき、さる男性聴講者が、
「来月の4日は、亀鶴旅館にお泊りですよね?」
と、声をかけてきました。
僕のスケジュールを知っているだけでも驚きなのに、その男性は、
「差し入れしますよ。楽しみにしていてください」
と言ったのです。
そのことを、僕はすっかり忘れていました。
いえいえ、まさか本当に差し入れていただけるなんて、思ってもいませんでした。
さらに女将は、
「そうそう、小暮さんにお渡しするように、お手紙も預かっているんですよ」
と、1枚の紙を手渡されました。
2度、ビックリです。
その手紙には、取材へのねぎらいの言葉、いつも僕の本を参考にして温泉地をめぐっていること、そして今後も講演やセミナーがあれば聴講したい旨が書かれていました。
さらに、さらに! S君とK氏の名前までも明記され、 「よろしくお伝えください」 とまで記されていたのです。
「おおーーっ、うれしいね。それにしてもジュンちゃん、温泉ライター冥利に尽きるねぇ~」
とS君。
まったく、そのとおりであります。
本当に、本当に、ありがたいことです。
「来年の完成を目指して!」
「カンパーイ!」
僕らは、差し入れに感謝しながら、女将さんの手づくり料理に舌鼓を打ちながら、美酒に酔いしれたのであります。
Wさん、ありがとうございました。
Wさんの期待を裏切らないよう、これからも温泉取材を続けていきます。
本当に、本当に、ありがとうございました。
Posted by 小暮 淳 at 21:34│Comments(0)
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