2014年12月14日
尾瀬戸倉温泉 「旅館わかば」
僕のプロフィールには、時々、「年間約100カ所の温泉地を訪ね」 と表記されることがあります。
当然、この数字は旅館を訪ねた延べ軒数です。
近年で一番多かった年は、一昨年(2012) の116軒でした。
が、昨年は78軒とダウンしました。
で、今年はどんなペースかと申しますと、現在、90軒の温泉宿を訪ねています。
その、ちょうど90軒目だったのが、昨晩泊めていただいた尾瀬戸倉温泉の 「旅館わかば」 でした。
「いつも新聞、読んでいますよ」
雪の降りしきる坂道を上り、赤々とストーブの炎が燃えるロビーに入ると、開口一番、2代目主人の萩原壮児さんが部屋を案内しながら言いました。
「えっ、読んでくださっているんですか?」
と驚く僕に、
「うちは朝日新聞だから。あの記事は、面白いね」
だんて言われれば、いきなり僕のテンションも上がります。
外は、しんしんと雪が降り続いています。
「まずは、雪見風呂とシャレ込みますか~!」
とテンションの上がったまま、浴室へ。
ん~、ドアを開けると、ほのかに漂う温泉臭。
「ここの源泉は、確か硫黄泉だったよな~」
なんて思いながら、湯舟へ。
熱からず、ぬるからず、ちょうど良い湯加減です。
pH9・6のアルカリ度の高い湯は、案の定、肌にまとわり付くツルスベの浴感!
冷えた体を芯から温めてくれました。
湯上がりは、山の幸を肴に、まずはビールを1本。
アユの塩焼きや野菜の天ぷら、シイタケやタケノコの煮物といった素朴な味に舌鼓を打ちました。
食後は、尾瀬歴60年のベテラン登山ガイドであり、スキーのインストラクターでもある主人の含蓄のある “山話” を、たっぷりと聞かせていただきました。
年内、まだまだ温泉地をめぐりますよ。
さて今年は、目標の100カ所に達することができるでしょうか?
みなさん、今年の僕の最終数字を予想してみてくださいな!
Posted by 小暮 淳 at 17:21│Comments(0)
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